渋柿の収穫

農園の北端に大きな柿の木が有る。渋柿であるが、色付いて来たので収穫してみた。

渋柿であるがカラスやリスは身が軽いので柿の木の枝の先の方に乗って、揺れながら美味しそうに食べている。熟れて柔らかくなった実やまだ硬くて渋そうな実も食べている。沢山の実が生っているので、鳥や獣に少々食べられても、無くなることは無い。カラスやリスは沢山食べても小食なのか、胃が小さいのか、体も小さいから、1個丸ごと食べ尽くすことが出来ない。そこの枝の実が食べ易いのか、美味しいのか、食べ残した実をもう一度食べに来る。

物干し竿の先端にＹ字型の棒を縛り付けて、色づいた柿の実を採ってみた。下から見ると良い色になっているが、手にしてみると裏側はまだ青みがかっている。竿が届くところの良い色の実を10個ほど採ってみた。枝を折って収穫したので、蔕のところにＴ字型の枝が着いた状態で採ったつもりであったが、残念ながら枝はＬ字型に折れており、干し柿には向かない。そこで、焼酎で渋抜きをすることにした。

渋抜き用の35～45度の焼酎が無いので、25度の焼酎に蔕の部分を着けてみた。密封できるビニール袋に入れて、渋が抜けるまで2週間は掛かりそうである。