さてさて、9月になり術後から約半年弱。
ここで再びの健側の検査です。
術前には、ガンが見つかった右だけでなく、当然左側もバッチリ検査済。
その時「嚢胞が一つあるけど、それ以外特に問題ナシ」
この左側の嚢胞、右胸ガン発見時に見つかってて、針生検もやった。なので特に心配してないシロモノ。
今回、健側の左胸のマンモグラフィー。そして両胸の超音波エコー検査です。
再建した右胸もエコー検査するんだぁ。と少々驚いた私。
ついでと言っちゃあ何だが、検査技師さんに「再建側の固くなっちゃってるトコ、修正予定もあるし気になるので診て下さい」
と伝える。
技師さん「じゃ、きっちり診させて頂きますね。ただ、説明はできないので。」と、おっしゃる。
なるほど技師さんは、あくまで「検査に徹する」わけで、判断&説明は医師って事なんですね。
エコー画像を横目で眺めつつ、両胸の検査終了。
続いてマンモグラフィー。これは再建側はやりません。(・・・つぶされちゃうかと思って、ちょっとビビッてた)
左胸のみの検査です。
もう散々やってるから、なんとも思わないんだけども・・・
一連の、術前検査→手術→術後の麻酔明け→退院後の回復期
と色々な過程を経験して、その結果
「やっぱし、乳首周辺の小さい範囲を挟むマンモ。これが一っっっ番痛い」
ぶっちゃけ、手術より痛いわ(あくまでも私の場合ですが)
そんなカンジで、痛みに悶絶しつつもマンモグラフィー検査も終了。
血液検査もしました。
で、最後に診察です。
結果「腫瘍マーカーも、エコーもマンモグラフィーも異常なし。問題ないですね。」との事。やったね
今後の経過観察は、こちらのS大病院でなく、書類と紹介状を持って地元の病院へとなる。
このS大病院は急性期と救急に特化してるので、術後は地域連携してるんですね。
私は、当初手術予定だった病院でなく、最初に異常を発見してくれた、地元の乳腺クリニックに紹介状を書いて貰った。
半年後をめどに、再び健側の左胸の検査。それで何もなければ、一年ごとの定期検査になる模様。
乳腺腫瘍科の、主治医の女医さんにお礼を言う
「転院してきて、やっかいになるなんて、面倒おかけしてスイマセンでしたおかげですっかり良くなって。私、ラッキーでした~」
奥ゆかしい女医さん「ちびもかさんは、薬の治療も無いし。自分と、もう会う事がないっていうのが一番ですからね!」と、おっしゃってたっけ。
そうなんだよな。再び会うって事は再発だもんね。先の事は分からんけど、できるだけお世話にならないようにしたいっす。
これにてS大病院での乳癌での診察は終了~。
あとは形成外科を残すのみ。
そうそう、一応気になってたお腹の膨らみについて、女医さんに聞いた。
患部を触って診てはくれたけど「・・・うーん、確かに硬い。筋肉かなぁ??まぁ、形成の術前検査の時に、Y先生の診察あるので、その時に判断してくれると思います。」
専門医って、その名の通り特化した医師なんですね。乳腺腫瘍科の医師に、お腹の事聞いても分野違いのようです(笑)
ま、命にかかわるもんじゃ無さそうなので、12月の形成の術前検査まで放置する事となりました。
女医さんは、その時にやったほうが良いだろうって事で、腹部エコーの予約は入れてくれました。
手術前、執刀医に「切除したモノ見れないか?」と質問して変な顔された私ですが
実は、その話には続きがあってですね。
退院後の、この女医さんの診察時に、パソコンモニターに病理検査したであろう、検体の画像が写ってた。
あんまり患者さんに見せるもんじゃないようで、別の画面に切り替えようとしている所
私が「ちょっっ先生!ちょいタンマ。ね!それ、写メっちゃだめ???」と聞いたのです。
そしたら、戸惑いながらも「別に構わないですけど・・・」と。
(ただ、この「・・・」の中に「こんなもん撮って、どうすんだ?変な人」という思いが見え隠れしてた(笑))
そんなこんなでゲットした画像です。
エグいので、そんな怖いの見たくないって人はやめてね。標本と思って、直視できる人のみどうぞ。
ちなみに、当然ですが全ての画像は「転載、勝手に使用は禁止」ですよ。念の為。