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ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

検査DAY

2016-09-05 16:00:16 | 乳がん手術と同時再建
さてさて、9月になり術後から約半年弱。

ここで再びの健側の検査です。

術前には、ガンが見つかった右だけでなく、当然左側もバッチリ検査済。

その時「嚢胞が一つあるけど、それ以外特に問題ナシ」

この左側の嚢胞、右胸ガン発見時に見つかってて、針生検もやった。なので特に心配してないシロモノ。


今回、健側の左胸のマンモグラフィー。そして両胸の超音波エコー検査です。

再建した右胸もエコー検査するんだぁ。と少々驚いた私。

ついでと言っちゃあ何だが、検査技師さんに「再建側の固くなっちゃってるトコ、修正予定もあるし気になるので診て下さい」

と伝える。

技師さん「じゃ、きっちり診させて頂きますね。ただ、説明はできないので。」と、おっしゃる。

なるほど技師さんは、あくまで「検査に徹する」わけで、判断&説明は医師って事なんですね。

エコー画像を横目で眺めつつ、両胸の検査終了。


続いてマンモグラフィー。これは再建側はやりません。(・・・つぶされちゃうかと思って、ちょっとビビッてた)

左胸のみの検査です。

もう散々やってるから、なんとも思わないんだけども・・・

一連の、術前検査→手術→術後の麻酔明け→退院後の回復期

と色々な過程を経験して、その結果

「やっぱし、乳首周辺の小さい範囲を挟むマンモ。これが一っっっ番痛い

ぶっちゃけ、手術より痛いわ(あくまでも私の場合ですが)


そんなカンジで、痛みに悶絶しつつもマンモグラフィー検査も終了。

血液検査もしました。


で、最後に診察です。

結果「腫瘍マーカーも、エコーもマンモグラフィーも異常なし。問題ないですね。」との事。やったね

今後の経過観察は、こちらのS大病院でなく、書類と紹介状を持って地元の病院へとなる。

このS大病院は急性期と救急に特化してるので、術後は地域連携してるんですね。

私は、当初手術予定だった病院でなく、最初に異常を発見してくれた、地元の乳腺クリニックに紹介状を書いて貰った。

半年後をめどに、再び健側の左胸の検査。それで何もなければ、一年ごとの定期検査になる模様。


乳腺腫瘍科の、主治医の女医さんにお礼を言う

「転院してきて、やっかいになるなんて、面倒おかけしてスイマセンでしたおかげですっかり良くなって。私、ラッキーでした~

奥ゆかしい女医さん「ちびもかさんは、薬の治療も無いし。自分と、もう会う事がないっていうのが一番ですからね!」と、おっしゃってたっけ。

そうなんだよな。再び会うって事は再発だもんね。先の事は分からんけど、できるだけお世話にならないようにしたいっす。


これにてS大病院での乳癌での診察は終了~。

あとは形成外科を残すのみ。


そうそう、一応気になってたお腹の膨らみについて、女医さんに聞いた。

患部を触って診てはくれたけど「・・・うーん、確かに硬い。筋肉かなぁ??まぁ、形成の術前検査の時に、Y先生の診察あるので、その時に判断してくれると思います。」

専門医って、その名の通り特化した医師なんですね。乳腺腫瘍科の医師に、お腹の事聞いても分野違いのようです(笑)

ま、命にかかわるもんじゃ無さそうなので、12月の形成の術前検査まで放置する事となりました。

女医さんは、その時にやったほうが良いだろうって事で、腹部エコーの予約は入れてくれました。



手術前、執刀医に「切除したモノ見れないか?」と質問して変な顔された私ですが

実は、その話には続きがあってですね。

退院後の、この女医さんの診察時に、パソコンモニターに病理検査したであろう、検体の画像が写ってた。

あんまり患者さんに見せるもんじゃないようで、別の画面に切り替えようとしている所

私が「ちょっっ先生!ちょいタンマ。ね!それ、写メっちゃだめ???」と聞いたのです。

そしたら、戸惑いながらも「別に構わないですけど・・・」と。

(ただ、この「・・・」の中に「こんなもん撮って、どうすんだ?変な人」という思いが見え隠れしてた(笑))

そんなこんなでゲットした画像です。

エグいので、そんな怖いの見たくないって人はやめてね。標本と思って、直視できる人のみどうぞ。








ちなみに、当然ですが全ての画像は「転載、勝手に使用は禁止」ですよ。念の為。




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自家組織DE同時再建 5ヶ月

2016-08-22 13:42:16 | 乳がん手術と同時再建
先月より仕事も再開。控えめに、無理せずやっとります。

何が無理なのか、イマイチわからんけど。

疲れを翌日に残さない。をモットーに。仕事の件数を増やすのは、もう少しガマンして様子見です。

仕事中は、着圧編みガードル&ベルト着用してますが、ここにきて少し気になる事が・・・


6月の形成外科の診察で、乳輪と乳首再建の手術日を決定してきた訳なんですが

その時に再建胸にできて、柔らかくならんまま居座ってるシコリが痛いと訴えた。(→以前の日記参照)

その時の診察で、乳首作成時に切除して縫い詰め、吊り上げる事になった。

実は、その頃からやや気になっていたのに、診察の際に聞くの忘れちゃったのが・・・


お腹にもシコリあるって言い忘れた

6月時点で、ちょっと硬くて気になるな~と思ってた、お腹の塊。

8月現在・・・なんか前より更に硬くなった気がする。気のせいかな

歩いたり、自転車こいだりしてると、なんか圧迫されて邪魔なんですよね~。

圧迫感に加えて、鈍痛やしびれっぽい感覚もあるし。


例えるならば

ニワトリの卵よりも大きい。アヒル?ガチョウ?の卵くらいかな

それを縦半分に切ったものが、お腹にある感じ。

あ、卵っつっても殻付きじゃなくて、固茹でした卵の殻をむいた状態です(笑)

カッチカチの石みたいじゃなくって、やや弾力を感じる。けどブヨブヨではない。そんなとこですかね。


「なんでそういう大事な事、聞き忘れるかなー!」と友人に呆れられたりしましたが、仕方ないじゃん、忘れちゃったんだもん。

そもそも胸のも腹のも、コレナニ?なんですよねー。血腫という解釈でいいのか?


乳首再建時に、お腹のコレもついでに取って欲しいな~。

9月に健側の胸の検査があるので、いちおう診察の際に聞いてみようか。・・・形成外科でなく乳腺腫瘍科のDrだけども。


血腫や定着しなかった組織ならば、おそらくデブリードマン(という組織除去)

これだと私が加入してる医療保険の給付金出ないな~。どのみち乳首再建だと植皮の範囲も小さいし、給付金適応外と思われ


そもそも、乳房全摘なら保険金支払われるけど、乳房再建手術で給付金出る保険ってあるんでしょうか?

スンマセン、勉強不足でそのへん分からないんですよね~。

私の場合、全摘と再建が同時だったので、全摘が給付金適応だったけど、これが2次2期再建だったら??

ガン治療が落ち着いて、ご自身のタイミングで再建する方はどうなんだろ。

再建手術オンリーで給付金出る保険って、今は発売されてるのかも??

もっと言うと、乳房再建で出ても乳首再建で出ないとしたら、どうなんだろう

すごーく片手落ちなカンジするんだけど。

これだけ世間で乳がんが話題になってるし、保険商品も色々変わってきてるのかなぁ。




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仕事再開

2016-07-22 12:27:08 | 乳がん手術と同時再建
乳輪&乳首再建の手術日も決まったし、健側の乳房の定期検査の日も9月に決まってる。

入院前の術前検査&診察日も決まった。

今後の予定もハッキリしたし、手術から4ヶ月経過。

という訳で、仕事を再開した。

いきなり以前と同じペースで仕事できんと思ったし、体力の衰えや患側の痛みへの不安も、少なからずある。

色々考えて、1日に診るお客さんの人数を減らしてのスタート。

それで耐え難い痛みや、浮腫でるようなら潔く引退しかないなぁ。と思いつつ…

いざ復帰してみると、案外平気だった。私のような肉体労働は体が覚えてて、勘も鈍ってはいないみたい。

ただ、仕事してなくても、天気や湿度によってか傷口がズキズキしたり、お腹の傷より上の、術後に排液が溜まってた辺りが痙攣したり。

当然だけど、色々と体の変化がある。

これは好奇心を持って受け入れてるけど、何も対策せず仕事再開するには怖すぎだな~と思ってたので、無い知恵絞って考えた。


着圧編みガードル&腰ベルト

ヘルニアの際に腰切ってるし、今回は腹筋は残したとは言え、お腹切ってる。

仕事中は常に片膝を床につき、中腰前屈みの姿勢なので背筋と腹筋のバランスを保つ事。疲れを残さない事。
これが大事。

腹筋残したし、お腹のヘルニア(脱腸のこと)発症の心配はあまりしてないけども(^_^;)
なんせ腕力よりも、下っ腹にしっかり力入れて、腹圧かけるのが仕事の肝。力入れた途端、脱腸なんて笑えん

普通のハードタイプのガードルはワイヤー入ってたりして、前屈みが常の私だと食い込んで痛い。

入院中、腹部術後の専用ガードルを、お試しで履いてみたという看護士さんがいて
「お腹はガッチリ押さえられるけど、とてもじゃないけど動けない」と教えて貰った。

日常生活や軽度の仕事なら良いかも。看護士の仕事はムリ。との事だったので、こりゃ私の仕事でも使用は厳しいなぁと。

そんな時、着圧編みでハイウェストのを通販で発見。動きの邪魔にならず良さそう、と購入。

ベルトは普段はしないんだけど、念の為。
手持ちのコルセットを使うか考えたけど、如何せん動き辛い。
で、スポーツメーカーのベルト購入。

ほっんと腰ベルトって、色んなメーカーから発売されてるけど、その人に適した物を選ぶって難しい。

今回の私の腰ベルト。激しい動きのスポーツにも対応できるフィット感。尚且しっかりホールド。
軽いし、ワイヤー当たったりしないし良い!

ガードル→腹巻き代わり。上からベルトでばっちり。動きやすくて正解

同メーカーのアームスリーブも着用

以前から、コンプレッションウェアって、効果はどんなもんじゃい?と思ってた私。

筋トレでムキムキにした体を、かっちょ良く見せる為に男性が着てる。という勝手なイメージを持ってたりして

有名スポーツメーカーのだと高価だし、それに見合った効果あんの?と疑ってもいた。

術後、腹から余分な脂肪無くなったせい?冷えやすいのか?長時間座ってたりすると、やたら脚がむくみやすくなった…気がする。いや、気のせいかもだけど。

で、スポーツメーカーのふくらはぎサポーターを使ってみたのです。シャツとかよりお手頃価格だったし。

そしたら、むくみが気にならない。おまけに疲れ辛いカンジ

目から鱗、でアームスリーブ購入(笑)
その日の仕事の疲労を、できる限り残さない。お役立ちアイテムです。圧迫して筋肉がブレないだけでも、違うみたい。

各種アイテムを駆使しつつ、仕事量を加減しつつ、マイペース死守。

焦って得られるモンなんて、たいした物じゃない。
そんな風に言い聞かせてのリスタートとなりました。


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形成外科外来

2016-07-01 18:51:47 | 乳がん手術と同時再建
久しぶりの形成外科の診察です。

予定している乳首&乳輪作成で、心変わりないか確認され(笑)同意書記入。

手術は1月だから、半年以上先。でも大きな病院だし、さっさと予定入れないと、すぐ満員になってしまう。

当初の予定通り

・乳輪→大腿の内側の皮膚を植皮

・乳首→健側を半分切って移植

の術式となります。

で、今回の診察時に

「再建胸の下側が硬いままで、そこにブラのゴムが当たると痛い。痛覚戻って来てるらしく、鈍痛アリ」

「おまけに、ちょっと大きい!できたら、ちょっと上に持ち上げたい!」

と訴えてみた。

すると

「硬くなっている箇所は、このままにしても硬いままかもしれず、その際は切除は可能」

「元の傷跡に沿って切るので、傷跡は増やさず、ある程度の修正はできる」

との事。


やった~!是非お願いします。

ただ

「乳首作成と同時にやるとの事なので、乳首の位置が多少ズレるかもしれない。」

と言われた(;一_一)

うーん。まぁね、吊り上げと同時だと、ドンピシャの位置って訳にはいかないだろうけど。

できれば明後日の方向を向いてる乳首は避けたいなぁ。

話しぶりは相変わらずクールな女医さんですが、すご腕なのは確か。職人気質だと思うので、お任せするしかないっしょ!

こちらの先生、産休明け一発目の手術が私のオペになる予定。

私自身は誕生日だし。お互い節目のアニパーサリーーオペとなりそうです(笑)

冗談で「戻って来てなかったらゴメン。でも、もう1人のY先生、手術上手いから。」て言ってた。いやいや、待ってますよ~。


あ、あと「吊り上げても、また下がってくるけどねー」とも言ってたっけ(笑)

そりゃそうだ。それが自家組織ってモンなんでしょうな~。


ちなみに乳首作成で、皮膚を立ち上げて作る方法も、いちおう説明はされた。

が、先生曰く「潰れやすいし、あまり勧められない」そうな。

全摘&同時再建手術前に、人づてに紹介してもらった乳ガン&自家組織再建の経験者の人とメールでやり取りする機会があって

その方は皮膚立ち上げで乳首作成したそう。で、やはり潰れてしまったそうです。維持が難しいともおっしゃってました。


再建手術全般で言えることだと思うんだけど

医師の言う「多少」とか「ちょっと」

は、あまり鵜呑みにしない方がいい気がする。

感覚の差と言いましょうか、患者側は「綺麗な仕上がり」を期待してしまうってのが人情。

「医師が「左右で多少の違いが生じる」って言ってたけど、想像と全然違う!すごく差がある!(泣)」

・・・こんなオチになってしまう事もあるのではないでしょうか?

私のように、想像以上の仕上がりに感動。更にワガママ?かもしれない希望を伝えたり。ってパターンもあるだろうし。


医学の進歩は素晴らしい。

けれど医師は神様じゃない。何事もなかったみたいに、すっかり元通り!なーんて、無理無理!!

・・・これを頭に叩き込んでおかないと、後々自分が辛い思いするかも。です。



術前の各検査は、1ヶ月前の12月に予定。

それまでに、硬くなってしまってる部分が、多少は柔らかくなればいいんだけどな~。

大きさも、ちょっぴり修正ということで

「人生MAX巨乳(右だけ(笑))」を今のうちに満喫しとこうかと思います。

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自家組織DE同時再建 3ヶ月

2016-06-24 16:04:37 | 乳がん手術と同時再建
手術から3ヶ月経過。

相変わらず、お腹が突っ張って硬かったりするが、調子はまぁまぁ。

日常生活に支障なし。そろそろ仕事復帰しよっかなと思ってる矢先、腰を痛める

お腹突っ張るせいで、ほんの少し前屈み気味なせい。それと・・・

筋トレ&ストレッチやり過ぎたっぽい(-_-)

以前はへっちゃらだったのになー。いつまでも若い&丈夫な体の気分でいるんじゃないよっ!って感じです。


再建胸の様子ですが

術後しばらくして落ち着いてきたら、ちょっと小さくなる。

と、看護師さんが言ってた気がするんだが・・・

全っ然、小さくなりませーん

先生も恐らく、しぼむ事を想定して「ちょい大き目」に胸を作ってくれたんだと思うけど

参った、健側と比べて1カップは大きいぞ

なんだろう、移植した脂肪の定着が良すぎたのかな?かなりボリューミーで持て余してしまってる状態。

当然ワイヤーブラが厳しいので、ノンワイヤーのブラや、スポーツブラをあれこれ試す。

何枚買っただろう。なかなかの枚数です。出費痛いです。

「太ると胸も太る」そうなので(そりゃね、元々はお腹の脂肪だしね)

気をつけてるから、体重増加は無い。

むしろダイエット開始と思い、もりもりウォーキングやらしてるので、胸がゆさゆさしないブラは必須なのです。

残念ながら、体重は増えもしないが減りもしない


で、普段からあまり揺らしたくないので、しっかりホールド系を選ぶんですが

ちょいと問題があって・・・


ゴムが食い込んだままで、再建胸の下側が赤黒くうっ血っぽく。コワイ(;´Д`)

胸の下のライン。バージェスラインと言うらしいです。

これが、再建胸が明らかに下がっちゃってる。

正確には、胸自体がひと回り大きい為に、支えきれず重みで下がり気味。

ただでさえ、健側の胸に合わせたサイズのブラだと、患側がブラから溢れそうに

一生懸命押し込んで、なんとか収める。

が、ブラ装着時間の経過と共にズレてはみ出る。そして食い込む。・・・うーむ。

ワンサイズ上にしろと?

試したが、そうすると健側の胸が、ブラの中で泳いでしまい(笑)サポート力ゼロ。その状態で活動してたら健側が垂れそうです。

再建胸は、なんだか脇の方にまで、お肉が流れてきてるしなぁ、巨乳の人の苦労をまさかの体感。

再建胸の下側は、まだ固くシコリ状になったままの箇所もあるし、あまり圧迫したくないんだけどな。

このシコリも無くなるんだか、そのまま居座るのか分からんし。(血腫か脂肪の塊?かと)


月末には形成外科の診察があるんだけど、聞いてみようかな?

「乳首作ると同時に、修正は可能か否か」


せっかく作って貰ったのに、なかなか言いづらいお題では、ある。

でもね、この胸と歳とってくし、このままだと色々不便だし。

都内の有名病院や、著名な再建の医師がいる病院では、修正手術はやっているようですが

私の行ってるS大病院はどうなんだろう。あまり医師にあれこれ言わず、黙って我慢してる人が多いような印象だけど(^_^;)

ダメ元で聞いてみようかと思ってます。
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