たちバド 監督日記

立花学園バドミントン部監督が、選手と過ごした日々をつづります。

第91回立花学園高等学校 卒業式

2020年03月04日 16時05分54秒 | 日記
世間ではすっかり新型コロナの感染に関するニュースで持ちきりです。
先月27日の首相の突然の「休校要請」に対し、日本全国の学校が休校に入るという非常事態。

立花学園も例外ではなく、2日の月曜日から休校に入っています。

その前日の3月1日。毎年本校ではこの日を卒業式に設定しています。
しかし、今年は、保護者を会場に入れるのか、体育館で全体で実施するのか・・・・!?
と検討に検討を重ねての、例年通りの実施をしました。

3月1日。立花学園高等学校 第91回卒業式。

今年の卒業式で、たちバド11名の3年生が巣立っていきました。

卒業生382名。そのうちのナンバー2に当たる生徒に与えられる「私学連合会会長賞」を岡部が受賞。

男子バドミントン部としては、学校の部活動実績に貢献した部に与えられる部活動賞を8年連続受賞。

学年主任の「部活動賞、男子バドミントン部」の呼名に、11名が返事をして起立。
私には11名の後ろ姿がとても大きく見えました。

そして式を終え、体育館を出ていく後ろ姿にヤラレました・・・(;_;)

それぞれのホームルーム後に、たちバド達と保護者の皆さんには再度体育館に集まってもらいました。

今年は、来週予定していた送別会も実施できないため、急きょ「ミニ送別会」

1・2年生を代表して桑原が言葉に詰まりながらも感謝とお祝の言葉を伝えました。



そして、3年生を代表して、横山から1・2年生へ。

そして、私から3年生へ最後のミーティング。
今年の3年生が掲げてきた目標は、「インターハイ優勝して、日本一」
そんな彼らへの言葉は、前日の夜から悩みました。
結局、いっぱい悩んだけど、言いたいことの半分も言えず・・・。
沢山の「ありがとう」でいっぱいでした。

そして、3年生は誰よりも大切な保護者の方へ・・・。今年の三年生は一人一人、自分の親へ手紙を手渡していました。


本来ならば、3月の第2日曜日に予定していた送別会。
今年度幹事を引き継いだ、昨年度卒業生の寛人も、しっかりと準備をしてくれていました。
毎年そこで最後の親子バドミントン大会・・・の予定だったので・・・
何と今年の3年生はユニフォームまで準備していたらしく・・・笑

残念(^-^;

そして・・・3年生は私の分のユニフォームと共に、素敵な監督席をプレゼントしてくれました(*^-^*)




あっという間の卒業でした。本当に早い3年間でした。
歴代の卒業生たちが、毎年少しずつ、少しずつ、「立花学園男子バドミントン部」を成長させてくれます。
でも、今年の3年生の代では、ちょっとだけ急成長だったようにも感じています。
個性の強い選手が11人もそろった代でした。
わがままで、自分勝手で、気分屋で、でも一人一人のバドに対する思いはとても強くて。
そんな11人が、少しずつ、仲間を大切思うようになって、保護者に感謝するようになって・・・・
11人がそれぞれの役割をもってチームを作っていたように思います。

今までにはない「たちバド」でした。
OB達が作ってきてくれた土台に、新しい風を吹き込んでくれた代でした。
なんだか、面白い代でした。

そんな令和元年度のたちバド「YOKOYAMA IKKA」はこれにて解散。
でも、いつでも復活するような気がします笑
そして、私が最後に彼らに掛けた言葉は、「いってらしゃい!」
これは、試合の時と一緒。
さぁ、次のステージで彼らはどんな大暴れをするのでしょうか??楽しみです。






帰宅後に、3年生一人一人が私にあてて書いてくれた手紙を開きました。
改めて、ありがとう。卒業おめでとう!!
和蕗! 諒太! 隼! タケ! 勇太! 莉久! 一陽! 智紀! 熊倉! ノムさん! 上野!
本当に、ありがとう。






追伸:女バドの二人からも素敵なプレゼントをもらいました。

ありがとう、川越&上原。 そして卒業おめでとう!(*^-^*)