『蟹工船』を観てきた。
苛烈な条件で労働を強いられる労働者たちが、団結し支配階級に闘いを挑むまでの物語。
西島秀俊が冷酷な監督役を演じる。
あの人はしゃべり方が平坦だから、冷酷さがより強調されていて怖い。
この物語と似たような状況が今の日本でもあると思う。
同じようなテーマは映画『レッドゾーン』でも触れられている。
もちろん蟹工船が描いているような日本軍からの圧力や、あまりにも直接的な暴力があったりするわけではないだろうけれど。
だが、俺みたいにうつ病を発病する人、自殺者の増加なんて事実もあるわけだし、精神的に追いつめられるという点では、今の社会の方が苛烈になっているのかもしれない。
この映画では、労働者たちが団結するまでを描いているけれど、決して“労働者よ団結せよ!”と訴えているわけではない。
大事なのは、一人一人がしっかりと考え、行動する事だ、と言うことのメッセージが強い。
自分の意見を持たない。
人任せにする。
そのくせ、人の失敗を非難する。
そんな自分を少しだけでも変えていくのだ。
本気で願い、自ら行動を起こせば世界は少し変わる。
人の意志の力というのは意外と強い。
アポロがなぜ月に行けたのか?
行こうと思う馬鹿がいたからだ。
苛烈な条件で労働を強いられる労働者たちが、団結し支配階級に闘いを挑むまでの物語。
西島秀俊が冷酷な監督役を演じる。
あの人はしゃべり方が平坦だから、冷酷さがより強調されていて怖い。
この物語と似たような状況が今の日本でもあると思う。
同じようなテーマは映画『レッドゾーン』でも触れられている。
もちろん蟹工船が描いているような日本軍からの圧力や、あまりにも直接的な暴力があったりするわけではないだろうけれど。
だが、俺みたいにうつ病を発病する人、自殺者の増加なんて事実もあるわけだし、精神的に追いつめられるという点では、今の社会の方が苛烈になっているのかもしれない。
この映画では、労働者たちが団結するまでを描いているけれど、決して“労働者よ団結せよ!”と訴えているわけではない。
大事なのは、一人一人がしっかりと考え、行動する事だ、と言うことのメッセージが強い。
自分の意見を持たない。
人任せにする。
そのくせ、人の失敗を非難する。
そんな自分を少しだけでも変えていくのだ。
本気で願い、自ら行動を起こせば世界は少し変わる。
人の意志の力というのは意外と強い。
アポロがなぜ月に行けたのか?
行こうと思う馬鹿がいたからだ。