とりあえず「注目」してます

不正アクセス：何が禁止法で処罰されるべきか　ACCS事件の法廷から - MSN-Mainichi INTERACTIVE
ITライターの佐々木俊尚氏の記事。ココとココも併せて読むと面白いかも……。

まぁ、既に書かれている通り「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」って、「何をしたら不正アクセスになるのか？」という事が明確に定義されていないんですね。詳しくは法令データ提供システムで「法令名の用語索引」に「不正アクセス禁止法」と打ち込んで検索して見て下さい。

で、話を戻して、恐らくは「法律を策定した側が技術に疎かったため」と「技術は常に革新し続けており、しかもそのスピードが異常に速いので、何かあった時、その都度判断してしまえば良いでしょ？」という思想が働いて、こんなスタイルになったんでしょうけれど、まさか作った側も使う側もこんな事になるとは思ってもいなかったのでは？

あ、言っておきますが、「技術者の論理」と「法律家（弁護士・検察官・裁判官）の論理」は「全くの別物」ですからね。その辺は……
個人情報保護法を論理的に読み解く - @IT
……を読むと良いでしょう。いや、ホントにココに書いてある事ってネタじゃないんですよ。自分もお仕事上現役の弁護士さんと接する機会があるんですが、ココに書いてある事をヒシヒシと肌で感じていますので。