疲れた～＞読み合わせ

お仕事で、某方のセキュリティポリシー策定のため、今回のベースとなるJNSAのサンプルポリシー(Ver0.92a)を上司と一緒に読み合わせました……が疲れた。
無償で利用可能な数少ないサンプルポリシーなんですが、読んでみると「ああ、如何にも技術者が作ったドキュメントだな」と感じられる部分が数多くありますね。

• 項目が積み上げ方で書かれている……「あれも必要だ、これも必要だ」というノリで書かれているのかな？、結構「何の意図でこの部分を書いたんだろう？」と上司と一緒に悩むケースがありました（勿論N+I Network Guideに掲載されていた解説記事を読んだ上でですよ）。
• 要求しているセキュリティレベルがドキュメント毎に異なっていてバランスが取れていないように見受けられました。特に爆笑したのは「ユーザ認証標準」のパスワード管理に関して。それまでの他スタンダードでは結構厳しめのノリで書かれていたのに、ココだけ結構ユーザ寄り（可用性寄り）に記述されていたので、「あ、書いた人変わったな」とハッキリ分かりましたし。

あ、言っておきますが、全体としては流石に良い出来ですよ。以前某社の（自動生成された）テンプレートを読んだんですが、それに比べれば遥かに良いです。ただ、そのまま使うには技術寄りの記述が多いので、手を大幅に加える必要がありますけれどね。

確かに良いです＞EOS 20D

【那和秀峻の最新デジカメレビュー】キヤノン EOS 20D - デジカメWatch
まだ購入はしていませんが、実は先日(10/11)体験(試撮)会で思う存分撮影してきたので、自分なりの感想を追記しておきます。

• 操作系の継続について、プロ用(1D系)では操作系が異なる→仕事の効率に影響する→だからそうそう変えられないのに対し、20Dはあくまで「ハイアマチュア（プロシューマー）」向けなので、多少変えてもお仕事に影響するという事はあまり無い→だから10Dと若干変えた、という考えが分かると思います。実際プロの方は操作系が変わるのを嫌がる人多いですから。
• マルチコントローラーは……斜め系に入力するのが難しいかなぁと思います。確かにフォーカスポイント（測定点）の選択はサブ電子ダイアルの方が簡単でした。
• ダイナミックレンジの狭さは、今のデジカメ(CMOS)では仕方無いかなぁ……。特に白飛びには注意した方が良いです。特にRAWで取るならやや暗め（アンダー）でも良いかなぁ位のノリで撮った方が精神的にも良いかもしれません。
• AWBは結構良い感じ(結構優秀……特にミックスライト環境では)ですが、でも過信するのはNGです。テストして、WBを調整して、またテストして……くらい念を入れるべきです。
• 高ISO感度によるノイズはあまり気にはならないかったです。ISO400までは常用範囲、ISO800でも十分OK（特に夜間やスポーツシーンで多用するかな？）って感じです。
• あと、これが自分にとって一番重要なんですが、10Dより軽くなっている事、でも高級感を損なわない程度の重さは確保されている事です。自分は掌は一般成人男性と同じ位のサイズなのですが、指が短くシッカリとホールドできないという難点を抱えているので、軽いのは大歓迎です。

こうなるとボーナスが楽しみって感じです。
あ、そうそう、付属レンズの「EF-S 17～85mm F4～5.6」ですが、まぁまぁといった感じです。特にEOS Kiss Digitalからのステップアップ組は、無理して買う必要があるかな？、というのが自分の感想です。
（初めて購入する人は、間違いなくこのレンズと一緒に購入した方が良いですけれどね。）