馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

数字で見るJBL 09-10(その2)

2010年01月12日 | バスケについて考える
全勝で来ていたPurdueがついに負けた。。。ランキングは4位から6位へ。今年こそファイナル4まで行ってほしいなー。あすはOhio State戦。

前回の続きは、JBL09-10シーズンここまでの調整後エフィシエンシーを見てみたい。調整後エフィシエンシーは、NBAで紹介されているエフィシエンシーをベースに、ペースや出場時間の違いを考慮したもの。

# Name AdjEFF
1 チャールズ オバノン 28.3
2 タイラー ニュートン 26.4
3 スコット メリット 26.0
4 ロン ヘール 25.5
5 コーリー バイオレット 24.5
6 レジー オコーサ 24.3
7 クリフ ブラウン 23.6
8 ジェラルド ハニーカット 23.5
9 クリスチャン マラカー 22.3
10 竹内 公輔 21.9
11 竹内 譲次 21.9
12 エリック ドーソン 21.4
13 ダラン セルビー 20.2
14 青野 文彦 20.1
15 正中 岳城 19.7
16 桜木 ジェイアール 19.2
17 ラマー ライス 18.7
18 タイラー スミス 18.4
19 エイドリアン カスタス 17.9
20 ジョシュ グロス 17.1

竹内兄弟が仲良く10位・11位に並んだ。両選手に今年共通して見られる進化は、フリースローをもらう頻度が上がっている。FG試投数1本に対するフリースロー試投数の比率が、昨年は公輔選手0.190本、譲次選手0.278本だったのに対して、今年はそれぞれ0.360本(リーグ14位)、0.444本(同5位)と飛躍的に伸びている。ゴールに対してこれまで以上にアタックするようになったのか、オフシーズンのウェイトトレーニングの効果か。加えて、40分当たりブロック数(ペース調整後)は、公輔選手が2.0本(リーグ1位)、譲次選手が1.5本(同6位)、更に40分当たりリバウンド数も11.8本(同9位)、10.9本(同15位)と、日本人として堂々とランキングに名を連ねている。

BjからJBLへの移籍で注目された中川選手は、調整後エフィシエンシー7.75(リーグ52位)とやや苦戦中。True Shooting%51.0%(リーグ54位)、ターンオーバー率14.5%(リーグ24位の高さ)と、Bj時代に際立っていたシュート力とボールハンドリング力はここまでのところ少し鳴りを潜めているが、アシスト率24.4%(リーグ5位)と、パッシング能力はJBLトップクラス。

ちなみに今年のJBLオールスターに選出されなかった日本人選手の中で、最も調整後エフィシエンシーが高かったのはパナソニックの青野選手(20.1、リーグ14位)と木下選手(16.1、リーグ22位)、ブレックスの大宮選手(14.9、リーグ23位)といったあたり。


最新の画像もっと見る