馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

チャンピオン指数 - セルティックス

2010年02月06日 | バスケについて考える
明日はいよいよスーパーボール。ColtsとDrew Breesを応援するつもり。

先日Hoop3月号でご紹介したチャンピオン指数のつづきを。チャンピオン指数自体は、そのチームの実力、つまりどれだけ優勝に近いか、を表すもの。計算方法は簡単で、ホームとアウェイそれぞれの得失点差の平均値。チームの実力は、得失点差にもっとも正確に現れると言われている。そこに更にシーズン中のスケジュールの違いを反映。例えばスパーズは2月5日時点で、ホームでの試合数のほうがアウェイでの試合数より10試合も多く、それだけスケジュールが楽だったといえる。

順位 チーム名 2月5日1月3日 +/-
1 キャブス7.526.60+0.92
2レイカーズ5.936.57-0.64
3セルティックス5.557.87 -2.32
4マジック5.375.87-0.50
5ナゲッツ5.035.46-0.43
6ホークス4.446.66-2.22
7スパーズ3.755.45-1.70


Hoop3月号に寄稿した時(1月3日時点)から1ヶ月経過して、数字に変動が見られた。1位はキャブス。キャブスの昨年のチャンピオン指数8.93にまでは届かないが、順調に調子を上げているようだ。昨年はレギュラーシーズンで大敗を喫していたマジックに、プレイオフでまさかのアップセットを喰らった。今年はここまで同じ相手に2回負けたのはボブキャッツのみと、特に死角はなさそうだ。

またランキングでは、前回1位だったセルティックス、2位だったホークスが、3位と6位にそれぞれ順位を落とした。セルティックスの試合をたまにみていて、Kevin Garnettが膝を気にしながらプレイしているように見える。セルティックス優勝には、Garnettの復調が大前提だろう。

Name09-1008-09 +/-
Eddie House10.4114.22-3.80
Ray Allen13.4016.49-3.09
Kevin Garnett21.9224.58-2.66
Rasheed Wallace13.8116.46-2.65
Rajon Rondo19.8720.19-0.31
Paul Pierce18.6717.90+0.77
Tony Allen12.4711.62+0.85
Kendrick Perkins19.0115.33+3.68


上は、セルティックスの主力選手の調整後エフィシエンシーを、昨シーズンと今シーズンで比較したもの。Garnettがセルティックスのベストプレイヤーであることに変わりは無いものの、やはり昨年から大きく調子を落としている。またRay Allenも貢献度が下がっており、二人には年齢の影が現れ始めているようだ。一方、唯一成長を見せているのはKendrick Perkins。相変わらずターンオーバーは多いが、ゴール周りの決定力があがっている。


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