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能登尚彦 weblog

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ユビキタス無線工学 第10回

2007年06月29日 18時32分19秒 | ユビキタス無線工学
今回の授業は変復調の話です。

基本的な考え方としては音声などの情報を電気信号に変換して遠くに飛ばすためには

搬送波に情報を足し算して送信(変調)→受けた電波から搬送波を引き算して情報を取り出す(復調)

ということが基本の話

多重化(情報の入り口はひとつ(複数以上の情報)→情報の出口もひとつ

多元化(送信機が複数(情報の入り口は複数)→受信機も複数)
(分割の方法には、時分割、空間分割、周波数分割など方法があります)

アナログ通信は距離が遠くになるに従って、弱くなったり雑音や混信がのったりして情報そのものが劣化して、それを元に戻すのはなかなか難しい

デジタル通信は1と0との情報だけをやりとりするためにその信号に雑音などが乗ったとしてもしきい値で分離することが出来れば、劣化しない信号を取り出すことが可能、しかしデジタルで同じ情報量を伝送をするためにはアナログよりも帯域幅が必要になるため、圧縮という手法を用いるのだということでした。

また、振幅変調、周波数変調、位相変調の違い

回路を作る上ではFSKが一番、楽であるという話

ASKを使わずPSKを使う理由・・・ASKの場合は電波を出したり、切ったりという操作のため、電波が出ていないのか0を送っているのかがわかりづらい

などが出ました。

http://www.h7.dion.ne.jp/~nebiya/tdu/
資料は 第5回 変復調と多元接続方式です。


ユビキタス無線工学と微細RFID―無線ICタグの技術

東京電機大学出版局

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (JM3EHG/8)
2007-07-01 02:04:07
GMSKはいかがでしょうか(笑)
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うーん (まっちばこ)
2007-07-01 10:35:51
GMSKはFMの無線機を流用できる過渡期のデジタル変調なのかもしれませんね。

でも、一台の無線機でアナログもデジタルも出られていいと思います。
返信する

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