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TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

万世橋・交通博物館の記憶 -その5-

2012-07-19 | 消失風景
■クローズアップ博物館
前回ご紹介した通常展示の他にも
交通博物館にはまだまだ見所がたくさんあった。
今回はそれらもクローズアップ。

*別館



本館2Fから渡り廊下で繋がる別館には、団体用休憩所と子供用プレイランドがあった。


階段を降りると屋外展示の善光号機関車、弁慶号機関車、開拓使号客車が見学でき、
博物館前の通りからも眺める事が出来た。

*こだま食堂

特急こだま号の食堂車を再現した食堂。

*映画ホールと図書室

毎週土・日・祝に「交博シネマ倶楽部」と題して博物館所蔵の映画作品を上映した。
約3万冊所蔵の図書室はマニア必見の書籍を閲覧することができた。

*屋上

中央線、総武線、山手線、京浜東北線、東北新幹線が写せる
撮り鉄にはたまらない撮影スポット。
マスコットキャラの「こうちゃん」とその仲間達のイラストもあった。

*閉館特別企画「高架展示とスタンプコレクション」

旧万世橋駅ホーム脇の線路にファンに人気のあった「寝台特急出雲」と
ムーミンの愛称で親しまれたEF55形電気機関車が期間限定で展示された。
さらに館内ではスタンプコレクションも開催された。

■さようなら交通博物館

2006年5月14日。
ついに閉館の日がきてしまった。

この日は全国の鉄道ファン以外にも
幼き日の郷愁を求め、人々が数多く訪れた。

18:00の閉館時間を過ぎ、「蛍の光」が館内に
流れる中、名残を惜しむファン達が出口に並んだ
職員達と握手を交わしながら帰っていく。
出口付近にはその瞬間を撮影する黒山の人だかりが!
真横を通過する中央線も惜別の警笛を鳴らす。

興奮覚めやらぬまま、LOGGY達はゆっくりと博物館を後にした。

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