
先日、数年ぶりに上野動物園に行ってきた。
まずは注目のパンダ。


人気者のパンダ達もようやく落ち着いて
見られる状態になっていたが、見学は前列と後列に分けられており、
「大きいお友達」は、後列に並んで鑑賞しなければならず、
今回はシンシンの撮影には成功したが、リーリーはアクリル壁に
反射した物体が写り込んで↓失敗。

・・・次回の課題となった。
続く猛禽類エリアは表情豊かな連中が揃っている。

お気に入りは上段右から2番目のオジロワシで、
絶えず雄叫びをあげ、自己主張。ナイスなキャラである。
お次はゴリラとトラの住む森のエリア。


この付近の動物達は、皆元気に活動している。
中央に座して社長の貫禄をみせるゴリラは、
にらみをきかせてグループを守っており、頼もしい存在だ。
そして今回の訪問で驚いたのがホッキョクグマエリアの
大幅リニュアルである。旭山動物園のように水槽の中を
見学できるトンネルができていた。

生憎、水中を泳ぐ姿を撮影することはできなかったが、
実際に見たらかなりの迫力があるだろう。これも次回の課題である。


この日は25度を超える夏日だった為、
水遊びをする動物も多かった。
・・・そしてお約束のお昼寝姿。

ライオンが一番無防備にだらしなく寝そべっていた。
カワイイ系の動物達は元気いっぱい!
中でもキツツキは人慣れしていて窓枠を
トントン叩きまくっていた。

一方、サル山ではちょうどランチタイム。
皆熱心に食事をしている中で1頭だけ
強引にメス猿を追い回しマウントポジションをとる
ツワモノも登場。「真昼の情事」は観客の顰蹙を
かっていた。
そんな時、ゾウ舎の方から「パォ~ン」と異常な
叫びが聞こえてきた。急いで行ってみると、
こちらも求愛中?らしく、長い鼻を絡める2頭の姿が!

きっと春から初夏にかけては恋愛シーズンなのだろう。
さて、最後は上野動物園内にある建築物をご紹介。
動物園は江戸時代には藤堂家の屋敷であり、
徳川家の菩提寺だった寛永寺の敷地でもあったため、
現在も藤堂家や江戸幕府に関する建築物などが残されている。

まずは重要文化財にもなっている旧・寛永寺五重塔。(写真右)
幕府の実力者・土井利勝が1639年(寛永8年)に建築して寄進したが、
1645年(寛永16年)に花見客の失火により消失、その年のうちに再建された。
元々は上野東照宮の五重塔だったが明治の神仏分離によって
寛永寺の帰属となり、戦後は東京都が管理しているそうだ。
パンダ舎を抜けるとすぐ見えてくる立派な門は、
1960年代初頭まで使われていた旧正門。(上段左)
敷地拡張に伴い何度か移築、改築されたようだが、
ほぼ最後の状態のまま保存されているそうだ。
続いて閑々亭(下段左)。
この建物は藤堂高虎が将軍をもてなすために建てたもので、
徳川家光により閑々亭と名付けられたそうだ。
最後はタイの代表的建築物サーラー・タイ(下段右)。
2007年、日タイ修好宣言調印120周年で、タイ出身のゾウがいる
アジアゾウ舎の近くに建設された。
現在は観賞用として開放されているそうだ。
以上で東園散策は終了。
本当は西園も見る予定だったが、
残念ながら時間切れ。
何度行っても楽しい動物園は、
LOGGYにとって貴重な憩いの場所なのである。
こういう癒しもいいなぁ。
古河庭園の薔薇の写真も素敵でしたね~♪
古河庭園はyurikoさんブログ
をちゃっかり参考にさせて
頂きました。おかげでじっくり
鑑賞する事ができました。
ありがとうございます!
動物園は以前は毎年数回は
行っていました。顔なじみの
動物が一生懸命生きているのを
見ると、負けていられないと
思ってしまいます。