1.千駄木旧安田邸
大正時代に「豊島園」の創始者藤田好三郎により建てられ、
その後安田財閥（安田善四郎）に売却され、長男楠雄が
相続して平成７年までその家族が使用していた。
見学は係の方の詳細な説明つきで、
こだわりを感じさせる隠れた意匠なども
丁寧に解説してもらえた。
家具や調度品も展示されていて
当時の暮らしぶりが想像でき、とても楽しい。
天窓つきの広々としたキッチンは必見。
2.代官山旧朝倉邸
代官山ヒルサイドテラスのすぐ裏手にある
広大な敷地に佇む大正期の和風建築。
東京府議会議長だった朝倉虎治郎によって
大正八年に建てられ、その後経済企画庁の会議所として
近年まで使用されていた。
縁側で陽射しをあびながら
のんびりと休日の午後を過ごすととても心地が良い、
大正ロマンの香り漂う建物である。
