(神代植物公園にて:ヤマトシジミ 10月7日撮影)
『今朝の天気』
(7:15頃)
今朝の温度(5:30) 室温 リビング:22.3 洗面所:24.0、 湿度(リビング):46%、
(昨日の外気温 東京、最高気温:16.4、最低気温:12.3
本日の予想気温 最高気温:20、最低気温:13)
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衆議院選挙が終わりました。結果は選挙前の予想通りだったということでしょうか。政局に大きな変化はなさそうです。
それより、昨晩、選挙結果を見ようとネットニュースを確認してびっくりです。地元調布・京王線の駅で起こった列車内での傷害事件です。火災も発生、重体者を含む多くのけが人が出たということです。同じような事件が小田急線でもありましたが、身近な場所で起こって一層驚きです。重体の方には是非助かってほしいものです。けがをされた方の早い回復を祈念します。
さて、日曜日の映画の時間、このところ懐かしの映画音楽をテーマに、そのもとの映画を順次観ています。主にNHKBSで放送されたのを録画しておいたもので、もう30本ほどたまっています。
昨日観たのは1964年制作のフランス映画「シェルブールの雨傘」でした。
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(yahoo画像検索より転載)
今日も曇りですが、昨日は予報どおり午後から雨、雨なら雨の映画を観よう、ということで、「雨に唄えば」を観ようかと思ったのですが、確かミュージカルだったな、と思って止めました。どうもミュージカルは不得意なのです。
で、シェルブールの雨傘、となったのですが、これが何とミュージカルでした。それも全セリフが歌という完全版、こてこてのミュージカルでした。
ということで、やめようかと思ったのですが、少し我慢しようと観ているうちに次第に慣れて結局全部観てしまいました。
内容は、前回観た「男と女」同様の単純な恋愛映画、もっともこちらは主人公同士は結ばれず、それぞれ別のパートナーと結ばれる内容となっています。
舞台は、フランスノルマンディー地方の港町シェルブールの傘店(店名もシェルブールの雨傘)。女店主の16歳の娘(カトリーヌ・ドヌーブ)とその恋人で20歳のガソリンスタンドの青年店員が主人公の物語です。
青年には召集令状が来て、2年の兵役のため戦地に赴くことになります。そして、赴任中に娘は妊娠していることを知ります。そんな時に、登場するのが、生活が苦しい女店主が宝石を売ろうとした相手・パリの宝石商です。この宝石商、娘に一目ぼれ、結婚を申し入れ、お腹この子の存在を承知で、結局二人は結婚します。
そして、二年が経ち兵役を終えた青年がシェルブールに帰ってきますが、傘店は閉店しており、娘の行先も分かりません。青年は一時自暴自棄になりますが、やがて、一緒に住んでいた病気の叔母の世話をしてくれていた娘と結婚します。そして叔母の遺産でガソリンスタンドを経営、子供も出来て幸せな家庭を築きます。
という映画です。
では、この映画のきもは何でしょうか。ラストシーンもべたな感じですが、なかなか良いですね。何やら感じるものがあります。
でも、この映画のきもは筋ではなく、やはりミュージカルということもあって、音楽でしょうか。
テーマ音楽が随所で流れます。それと、二人の会話の場面でも、会話のメロディーにテーマ音楽が使われています。映画音楽全盛時代だった時期の映画ですが、先の男と女ではフランシス・レイ、この映画では名前だけは聞いたことがあるミシェル・ルグラン音楽監督の力量発揮の映画ともいえそうです。
90分ほどの短めの映画です。私のようにミュージカル駄目という人も、音楽を楽しむつもりでご覧ください。
この映画カトリーヌ・ドヌーブの出世作ということですが、この時ドヌーブ21歳、もともと妖艶な女優さん、16歳娘はちょっと無理があった気がします。
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