SYUUのお天気屋さん

毎日の東京の天気と、花や景色の写真をご紹介しています。

神代植物公園のダリア園から3

2023-10-31 08:30:22 | 

(神代植物公園のダリア園から:ラッキーガール  10月17日撮影)

 

 

 『今朝の天気』

 

(6:00頃)  

今朝の温度(5:30) 室温 リビング:23.9、 洗面所:25.0、 湿度(リビング):38%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:22.3、最低気温:11.6  
本日の予想気温 最高気温: 21、最低気温: 13)
 
 
 
 
 
 今日は曇りスタートとなりました。予報も曇り時々晴れとなっており、気温もあまり上がらないようです。
 昨日は晴れましたが、日中の気温もさほど上がらず秋らしい一日でした。しかし、明日からは気温が再び上昇、木曜日からは夏日予想となっています。
 11月で夏日とは、今年の異常気象はまだまだ続いているようです。
 
 さて、そんな陽気だと、神代植物公園のダリアもまだまだ咲いていそうですが、今日はそのダリアのご紹介の続きです。
 
 
 
(カンタービレ)
 
 
 
 
 
 
 
(作出者番号21-121)
 
 
 
 
 
(パープル・サンド)
 
 
 
 
 
(ベリーミルク)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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神代植物公園大温室・サボテン室からマミラリア属サボテン4種、10月の温度統計

2023-10-29 09:43:52 | 散策-公園・庭園・植物園

(神代植物公園大温室・サボテン室にて:マミラリア・敷島  9月21日撮影)

 

 

 『今朝の天気:雨』

 

(6:45頃)  

今朝の温度(6:30) 室温 リビング:24.3、 洗面所:25.5、 湿度(リビング):38%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:21.4、最低気温:14.3  
本日の予想気温 最高気温: 21、最低気温: 14)
 
 
(マミラリア・敷島)
 
 
 
 2日ほど私的なお話をさせていただきました。お付き合いいただき、また励ましのコメントを頂きありがとうございます。
 時に妻のこともご紹介できればと思います。
 
 日中は暑いと感じる日もあるほどの秋晴れが続いていますが、今朝は久しぶりの雨です。
 今日の東京の天気予報は晴れ一時雨となっています。この後晴れてくるようです。そして今週も秋晴れが続くようです。
 猛暑が続いた分、秋晴れも十分に届けてくれているようで、しっかり秋を楽しみたいと思います。
 
 さて、今日は神代植物公園・大温室サボテン室からの続きです。今日のサボテンは、モフモフタイプです。マミラリア属からご紹介です。

 ネット検索から:マミラリア属はこんなサボテン
 マミラリアとは、北アメリカからメキシコ、南アメリカに400種ほどが自生しているサボテンの大きなグループです。メキシコというと暖かい所と思いがちですが、実際にはそれほど暑い所ではなくむしろ冷涼な気候で0℃にも耐えられるものがたくさんあります。サボテンの中でも日光を好み、特に白い棘が生えているタイプは強い光を当てて育てるとトゲが美しくなります。棘以外もマミラリア属は花の色、棘の色、形などが色々楽しめてコレクション性が高いです。大きさも数センチ程度から10cmを超える大型種があります。

 

 そして、今日は日曜日、今月の温度統計の中間報告です。

 【10月23日~28日の朝の天気】

 

 

 「日別温度推移」

 

 

 「日別温度グラフ」

  

 

 

(マミラリア・ペレステラロサエ)

 

 

 

 

 

 

(マミラリア・満月)

 

 

 

 

 

 (マミラリア・長刺白珠丸)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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一人暮らし一周年・続き

2023-10-28 08:57:47 | 日記

(神代植物公園のバラ:コンチェルティーノ  10月17日撮影)

 

 

 『今朝の天気』

 

(6:30頃)  

今朝の温度(6:15) 室温 リビング:24.3、 洗面所:25.5、 湿度(リビング):38%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:23.4、最低気温:13.4  
本日の予想気温 最高気温: 22、最低気温: 15)
 
 
 
 

 昨日の続きです。

 

◎グループホームでのこの1年

 令和4年10月19日に妻はグループホームに入居しました。
 入居の手続きを済ませて、帰ろうとすると、「帰るの?それなら私も」と一緒に帰ろうとしました。職員の人になだめられている間に、逃れるようにホームを後にしました。
 デイサービスの時もそうだったように、やはり自宅が良いんですよね。その後も、「家に帰る」と職員の人を困らせた時期もあったようです。

 結果として、私は自由の身になりました。11月には、大学のクラブのミニ同期会にも参加、前年の8月に亡くなった友人の墓参りも出来ました。
 あとは、妻がホームに慣れてくれればの思いでした。

 

(ゴールド・マリー)

 

 で、入居からのこの1年はどうだったかというと、必ずしも望みどおりとはいきませんでした。

 12月の後半でしたが、妻が体が硬直するという原因不明の変調をきたしたのです。食事が3日ほど取れなくなった年末の28日のことです。ものわすれ外来(精神科)の先生に診断を受けた結果は、「認知症のターミナル(末期症状)」という衝撃的なものでした。
 精神科の先生の勧めもあって、内科外来の先生の診断を受けたのですが、内科的には異常はないとの結果でした。食事が出来ないので点滴治療を希望し、入院の依頼をしたのですが、内科的には何もないので、入院はさせられないと拒否される結果となったのです。

 そこからは、入院許可を求めての、まさに内科の先生との攻防戦でした。精神科の先生やホームの訪問医にも協力依頼して、内科の先生にいわば圧力をかけてもらって、夕方になって、やっと入院許可が出たのです。その時、内科の先生に約束させられたのが、点滴治療はするが、それ以上の延命治療はしない、入院期間は2週間というものでした。

 この時、今まで考えたこともなかった『妻との別れ』その覚悟をしなくてはいけないこととなりました。

 ただ、幸いなことに、入院で妻は順調に回復したのです。病院側の都合もあって、入院期間も3週間ほどとなり、退院時(今年の1月10日)はとても元気でした。
 入院の前後で変わったことは、退院後は今もそうですが、全く歩けないわけではないものの、転倒の危険があるということで、車いす生活になったことです。

 

 

 その後は、やたら元気な時とそうでないときと、気分の変化は大きいものの、7月に風邪を貰ったことと、8月に湿疹があちこちにできたこと以外は、まあ、何とか元気にしています。

 コロナで、面会は玄関で10分でしたが、5類になってからは室内で30分となり、週1程度で様子を見に行っています。会話は、こちらからの話は理解できるので、はい、いいえ程度の返事が返ってきます。
 昔のことは断片的に残っているようですが、昔なじみの教会の人が面会に行っても誰かは分からないようです。二人の義姉のことは分かるようです。どうやら私のこともわかっているようで、帰るときは寂しそうな表情を一応してくれます。

 

(レッド・デビル)

 

◎後見人

 ここまで、特にこの2年間の経緯を中心にお話してきましたが、ここからは今後に関することをお話しておきます。それは後見人を決めたことです。

 デイサービスを受けていた期間中ですが、ケアマネの天地さんともよく話したのは、介護施設のことと、後見人のことでした。
 それまではあまり考えたこともなかったのですが、本来なら妻が元気な時でも後見人のことは、考えておくべきことだった気がします。社会人経験のない妻は、公的な手続きなど一人では何も出来ないのです。
 妻が認知症になってやっと気づいたのは、私に何かあったら妻はどうなるのだろう、ということでした。

 事前に天地さんから、推薦できる司法書士などの紹介を受けていましたが、実際に後見人の検討を始めたのは、妻をグループホームに入れた昨年10月頃からでした。
 子供がいないので、兄弟に頼むことも一つの方法ですが、4人兄弟で私は末っ子、年上ばかりで先を考えると不適任です。そこで頭に浮かんだのは、一昨年亡くなった大学の友人の娘さんでした。東京で弁護士をしていると前から聞いていたのです。会ったことはないのですが、あの友人の娘さんなら大丈夫との思いでした。
 友人が元気な時に連絡先を聞いておけば良かったのですが、聞いていないのでどうしようかと思っていたのですが、運よく友人の墓参り(愛知県知立市)の機会に、奥さんにお会いし、連絡先をお聞きすることが出来たのです。 

 東京に帰って、早速、娘さんに電話でお願いしたのですが、残念ながら会社の嘱託弁護士をしていて、個人の仕事が出来ないとのことでした。その代わりということで、仕事仲間の弁護士さんの紹介を受けました。司法修習生時代の同期ということでした。

 とうことで、早速その弁護士さん、井内さん(仮名)に連絡、事務所を訪問、人物鑑定をして決めました。
 何の根拠もありませんが、社会人生活で得た鑑定眼で、結果は◎でした。その場で、依頼事項を決めて、準備を始めました。依頼事項は2件、遺言書の作成と後見人契約です。急ぐことでもないということもあり、内容の相談、事前準備、原案の作成・検討、公証役場の承認、と昨年12月にスタートして、公正証書として、遺言書と任意後見人契約の登録をしたのはこの8月初旬のことです。

 

(ローズ・ゴジャール)

 

 また、やたら長くなりましたが、遺言書のことはともかく、「任意後見人契約」のことを少し説明しておきます。
 後見人は、依頼者が自分で事務手続きなどが出来なくなった時に、その業務を代行する人です。依頼者のすべての財産管理を行うことになりますが、「成人後見人」と呼ばれます。
 任意後見人は、依頼者が独自で手続などが出来る間は特に代行業務は発生せず、依頼者が例えば認知症などで業務が出来なくなった時に、代行業務を始めるというものです。したがって、契約一時金は必要ですが、依頼者が元気なうちは費用の発生は全くありません。(実際の金額は後ほど説明します。)

 契約は私と後見人(井内弁護士)との間で行いました。では、妻はどうなるのでしょうか?
 私に何かあった時に、例えば、妻の介護費用は誰が払うのでしょうか?という問題が、私と後見人とのみの通常の任意後見人契約では起こってしまいます。
 そこで、一つの手段としては、費用が発生してしまいますが、妻と井内さんの間で成人後見人契約を同時に結ぶという方法があります。こればお金のことを考えなければ一番いい方法です。
 とはいえ、これではあまりにもったいないので、私の契約に2つの付帯事項を追加することとしました。
 ①私が事故などで、手続業務などが出来なくなった時は、私からの申し出により、後見人は後見業務を開始する。
 ②私への後見業務が開始されたら、後見人と妻との成人後見人契約の手続きを開始する。
 というものです。
 ②の条件は、①の条件がなくても、例えば私の認知症が進行して、手続業務きなどは出来なくなった時は、当然後見業務が開始されますので、それに伴って妻の後見手続きがスタートできます。

 以上で、一応私に何かあった時も、私も妻も業務の代行を受けることが出来る保険を掛けることが出来ました。

 

 

◎費用のこと

 最後に「お金」の話をしておきます。

 【後見に関する費用】

 まずは後見に関する費用です。今回遺言書と任意後見人契約の2つの公正証書の登録をしましたが、公正証書の作成費用、及び登録費用を合わせて、約100万円でした。
 次にまだ費用は発生していませんが、後見業務がスタートすると、後見人に月額3万円、さらに後見開始に伴い、後見人の監査人(通常弁護士)が付くこととなり、その監査人への料金(3万円までしないが?、仮に2万円)が必要となります。この時は私と妻の2人の後見が始まりますので、費用は月額で10万円ほどになりそうです。
 通常、成人後見契約では最低年額で20万円かかると聞いていましたが、それよりは多くなりそうです。弁護士でなく、司法書士でも後見業務は可能のため、この場合は弁護士より安価かもしれません。
 財産管理をすべて任せることを考えると、後見人の選定は慎重であるべきです。知り合い(故人)の娘さんの知り合い、というかなり薄い関係ですが、最後は私の人物鑑定眼に賭けたいと思います。

 【介護施設の費用】 

 次に介護施設の費用です。

 いわゆる老人ホームですが、大きく3分類できます。それにそって、お話します。

 ①デイサービス:4日利用(内2日は宿泊)、昼・夕食(泊りの朝食)という条件で、月額3万2千円ほど(食費・泊りサポート費、介護費用自己負担分)

 ②クループホーム:総額で月額20万円前後(部屋代・食費・水道光熱費・その他雑費:15万円程度、介護費用自己負担分:3万円程度、その他、医療費(訪問医)、薬代など)

 ③有料老人ホーム:実費用は分かりませんが、聞き取りの結果では、月額25万円前後

 ②③の室内の環境は大きく変わりません。部屋の広さは6畳~8畳ほどです。今のホームは室内はベッドと収納だけです。③は3か所ほど見ていますが、室内にトイレがありました。浴室はいずれも共同。
 ③では、月額30万円の施設も見学しましたが、共用施設が充実していて、食事も豪華でした。シニアマンションといった高級施設もあるようですから、こちらは費用は青天井のようです。②は認知症で要介護者という入居条件がありますが、③は健常者でも入居できます。
 なお、特別養護老人ホームについては現在のところ調べていません。

 

 以上、うまくまとまらなくてかなり長くなりました。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 妻はとても元気とは言えませんが、今が一番落ち着いているように思えます。この状態が続いてくれればと思っています。
 いずれ私もお世話になる時期が来ます。その時は2人で同じ施設にとお思っていますが、経済的な負担はかなり大きくなります。
 ネットニュースなどで、年金生活者の年金額のことが時々掲載されています。我が家もそうですが、妻が専業主婦で夫がサラリーマンの二人世帯で年金額は、月額22万円ほどとの事です。
 つまり、老人ホームの一人分の費用と同じくらいということです。二人で老人ホームに入ると、一人分は蓄えた資金からとなります。かなり大変です。2千万円でも足らないかも?です。

 ホームでの生活は、住環境がかなり変わります。今の状況にもうかなり慣れました。でも、やはり二人でとも思います。
 何よりも、まずは妻にとって一番良い環境、と考えると、今のホームで落ち着いてくれることです。しばらくは、今の状況で、一人暮らしを楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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一人暮らし一周年

2023-10-27 08:50:02 | 日記

(神代植物公園のダリア:昭和小町  10月17日撮影)

 

 

 『今朝の天気』

 

(6:45頃)  

今朝の温度(5:00) 室温 リビング:24.3、 洗面所:25.5、 湿度(リビング):35%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:23.4、最低気温:11.4  
本日の予想気温 最高気温: 23、最低気温: 14)
 
 

 

 もう1週間ほど経っていますが、10月19日で一人暮らし一周年を迎えました。
 妻は今、介護施設でお世話になっています。

 今日のお話は、「介護」「終活」のお話です。楽しい話は全くありません。ご興味のない方は、どうぞ、綺麗なお花の写真だけ観ていただいて、「いいね!」を押して、離脱いただくことをお勧めします。

 ということで、今日は、ちょっと重たいお話ですが、個人的に一つの区切りをつけたいことと、ある意味時代を反映した内容ですので、ご参考にしていただけるかと思い、少し長い内容になりますが、整理してみました。

 妻は、認知症で、現在要介護3の認定を受け、昨年の10月19日からグループホームと言われる介護施設にお世話になっています。
 ということで、これまでの状況と、これまで行ってきた今後への準備内容を、今日は項目ごとにご紹介していきます。

 


(あみちゃん)

 

 

◎妻の認知症

 妻の認知症の兆候は数年前からあったように思えます。「何か変だな」と思ったのは、話をしていて突然言葉が出てこないという症状でした。名前が出てこないということは、年齢とともによくあることですが、それとは違い、簡単な用語が出てこなかったのです。常にではありませんが、時にあったのです。もっとも、普段の生活で特別に困ることはなく過ごしていました。

 認知症が進行した原因は2つほど考えられます。一つは4年半前に女性特有の病気で手術、3週間入院したことがあげられます。退院後、家事をほぼしなくなったのです。もともと、家事は、私の引退後二人で分担してやっていたのですが、退院後は洗濯以外何もしなくなりました。

 もう一つの要因はやはりコロナです。もともとお家大好き人間でしたのが、コロナで全く外出しなくなりました。コロナ前からのことですが、散歩をするように言っても、全く応じませんでした。

 そして、認知症の症状がそれなりに目立って来たのが3年ほど前からです。具体的には、機器類の操作が上手くできないということでした。TVのリモコン、電子レンジの操作などです。2年前にはほぼできなくなっていました。
 それでも、病院や美容院などは一人で何とか出かけていたので、私としては家事をしていれば、特別に困った状況でもありませんでした。

 


(コーラル・ルージュ)

 

 そして、2年前(令和3年)の8月だったと思いますが、都心に通っていた病院から電話があったのです。「奥さんが院内でウロウロしているので、次回はご主人もご一緒ください。」というものでした。そして、9月の通院で、先生から、認知症の検査を勧められ、自宅近くの病院を紹介されたのです。

 早速、同月のうちに、近くの病院の「ものわすれ外来」を予約、診断を受けたのです。MRIの検査や先生の問診を受けて、結果は「前頭側頭型認知症」という難しい名前の認知症で、一般的に知られているアルツハイマー型とは違い、脳の前頭側頭の一部が委縮して機能が失われているものです。この頃には会話が上手くできなくなっていましたが、結果として、「失語症」という症状になっているという説明でした。アルツハイマー型違って、投薬による進行防止などは期待出来ない認知症です。

 


(コーラル・ルージュ)

 

◎介護認定、そして介護施設・デイサービスへ

 診察結果で、先生より介護認定を受けることを勧められました。良かったのは、その病院では診察だけでなく、その後のサポートの充実していることでした。市役所へ出かけることもなく、サポート組織の人が認定手続きなどを指導してくれたのです。
 指導結果で、市の介護サポートセンターに電話、介護認定の手続きをし、10月末に介護認定を受けることが出来ました。判定結果は2週間ほどで出ました。「要介護1」でした。

 11月(令和3年)に入っていました。認定結果を受けて、今後の介護の方法などを指導してくれるケアマネジャーが決まりました。天地(仮名)さんというとても明るくて、元気づけられる女性でした。
 介護認定もそうでしたが、こちらからサポートセンターなどへ出かけていく必要は全くなく、天地さんもいつも自転車で訪問して来てくれました。

 要介護1とはいえ、当時妻は長時間歩くのは無理でしたが、室内の移動程度は全く問題なく、身の回りのことも自分で出来ていました。家事も自分の物だけですが、洗濯は自分でしていました。
 ということで、天地さんと相談の上、まずは「デイサービス」を利用することとし、早速2施設の見学をしました。
 デイサービスは日帰りで、要介護者の見守りをしてくれる施設です。体操したり、ゲームをしたり、入浴のサポートもしてくれます。規模は大小ありますが、選んだのは、妻の性格を考えて、10人程度の小規模の施設でした。食事は500円と安価で、昼食(3時のおやつ付)と夕食も頼めました。
 サービス時間は、朝9時に自宅に車で迎えが来てくれ、夕方6時には帰宅となります。このため、週に2日、9時間の自由時間が私にできることとなりました。

 ということで、令和3年12月の中旬から週2日でデイサービス通いがスタートしました。

 順調にスタート、かといえばそうでもなく、それなりに苦労しました。基本、本人は行きたくって行っているのではないのです。「今日は行かない」というので、なだめて行かせる日も時々あったのです。

 年を越えて令和4年に入って、次第にデイサービス利用も定着し、介護生活は安定してきますが、認知症の方はわずかづつですが、進んでいったように思います。会話はまともには出来なくなっていきました。
 ある日、私が買い物から帰ると、自宅に天地さんがいたのです。話を聞くと、妻が近くのお店で保護され、警察から連絡があったので来た、ということでした。これまで、私の留守中に外に出ることはなかったのですが、この日以来、デイサービスの日以外は外出も難しくなりました。
 そこで、デイサービスの日数を週2日から4日に増やすことにしました。さらにこの施設では日に3人までの限定で「お泊り」も可能だったため、週に2日はお泊り日とすることとしました。
 このため、なだめる回数も多くなりましたが、私の自由時間も多くなりました。

 そうそう、古いお仲間はご存知のことですが、私たち夫婦には子供はいません。近所に義姉がいますが、年齢は90歳を越えています。ということで、妻の介護が出来るのは私一人、この時妻は69歳でしたが、いわゆる老々介護ということです。

 


(ワイングラス)

 

 

◎入院そしてグループホームへ

 週4日のデイサービス利用、2日のお泊りで、私の自由時間も増え、しばらくはこんなペースでの生活が続くのだろう、と思っていたのですが、そうはなりませんでした。7月に入り妻が時々体調を崩すようになったのです。
 7月、8月と水中毒でお世話になっている近くの病院に救急搬送、この時は、夕方には落ち着いてその日の帰宅とはなりましたが。そして、9月、朝、妻の部屋に行くと、また水中毒の症状で体中から汗をかいてぐったりとしていました。再び近くの病院に救急搬送です。
 しかし、この時は当日帰宅とはなりませんでした。心電図に異常があったのです。そこで夜に専門病院に搬送、カテーテルの検査で、「タコつぼ型心筋症」との診断結果が出たのです。
 タコつぼ型心筋症とは、心臓がタコつぼのような形に変形する心臓病で、心臓病としては軽度のものです。悪化する危険性もありますが、通常1週間程度の安静で、普通の生活が可能になる心臓病との説明でした。
  ということで、近くの病院に戻されて、入院となりました。

 入院から1週間ほどで心臓の方は安定、退院可能とのことでした。しかし、歩行が困難になっているので、そのリハビリをした上で退院としたいと先生に言っていただき、結局入院は3週間となりました。
 入院中は面会は出来なかったのですが、様子を聞いてみると、歩行のリハビリはある程度進んでいるが、トイレなどの身の回りのことが自分一人では出来なくなっている、とこことでした。
 そこで、病院の方から、退院後自宅での介護は一人では難しいので、老人ホームなどの施設への入居を提案されたのです。

 デイサービス利用中も、月1でケアマネジャーの天地さんに妻の様子の確認をしてもらい、今後の介護方法を相談していました。その時も、身の回りのことが自分一人で出来なくなった時には、グループホームに入れることとしていました。グループホームはいわゆる老人ホームの一種ですが、認知症患者に特化した介護施設です。
 そこで、天地さんにも手伝ってもらい、空きのある市内の施設を調べて、早速下見をして妻の入院中に入居先を決定しました。入居先の責任者にも妻に会って様子を確認してもらいましたが、受入問題なしとの結果でした。
 入居先施設とも調整、退院は10月10日に決定、退院と同時に入居と決めていました。決まってから入居まで10日ほどでした。それから急いで入居用の妻の荷物の準備などを終え、さあ退院・入居となるはずでしたが、そうはなりませんでした。
 入居先の責任者が体調を崩して、入居の受け入れが出来なくなったのです。退院日は変えられないので、仕方なく、入居可能な日まで一旦自宅に引き取ることとなりました。

 


(ミス・サマー)

 

 結果として、入居日は10月19日になったのですが、退院から10日間、まさに私にとっては本当の意味の「介護体験」となりました。

 リハビリのおかげで、歩きは室内の移動程度は出来るようになっていました。しかし、トイレは都度付き添わないとだめでした。困るのは夜です。何回も起こされました。
 さすがに10日はもたないと、急遽お世話になっていたデーサービスに頼んで、4日ほどは日中の世話をお願いできたのは、本当に助かりました。

 そして、やっと、入居の日がやってきたのです。

 もっとも、簡単には入居とはしてくれません。入居は午後でしたが、朝起きると妻は37.5度程度の微熱があったのです。
 さあ、大変です。熱があっては入居はおそらく無理、とはいっても、もう介護はこちらも限界でした。
 「どうしよう、そうだ!解熱剤だ!」
 熱がある割には元気だったので、朝ご飯を食べさせて、解熱剤を飲ませて、熱が下がるのをひたすら祈りました。

 結果は成功、午後には平熱に下がって、タクシーで施設に向かいました。

 

 思ったより長くなりました。まだまだ続きますので、今日はここまでとします。続きは明日に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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神代植物公園の秋バラ3種

2023-10-26 07:25:27 | 

(神代植物公園のバラ:ファンファーレ  10月17日撮影)

 

 

 『今朝の天気』

 

(6:30頃)  

今朝の温度(5:00) 室温 リビング:24.4、 洗面所:25.5、 湿度(リビング):38%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:22.2、最低気温:15.0  
本日の予想気温 最高気温: 24、最低気温: 13)
 
 
 
 
 昨日は曇りがちの一日でしたが、今朝は再び快晴に。今日の日中はかなり暖かくなるようです。
 
 今日は秋バラの紹介です。
 先の記事でもふれましたが、今年は猛暑のせいか、神代植物公園のバラは花の付きがあまり良くなっかたように思います。
 それでも、咲いている花の一つ一つはとても綺麗です。
 
 
 
 
 
 
(ファルツァー・ゴールド)
 
 
 
 
 
 
 
(緋扇)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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