皿に残ったはちみつから
お昼時に、前日に焼いて冷凍しておいたホットケーキをレンジで温めた。ホカホカのホットケー...
老夫婦の静かな日常
基礎化粧品の乳液がとうとう無くなり、詰替えをしようと、買い置きの封を切った。夫はいつも通り、居間のパーソナルチェアに座って、スマホをいじっていた。珍しくテレビは消えていて、静かでの...
もーいいかい?
2週間ほど前の事。「もーいいかい?」午前中から何度も聞こえる隣のご主人の声。お隣は私たち夫婦より少し年上のご夫婦、きっと団塊の世代だ。昭和の人間は我慢...
息子と二人旅 7.恐竜ブームと旅の終わり
むかわ町穂別は小さな町である。お昼ごはんを食べるところも、そんなに数は無いのである。最初に見つけたのは昭和レトロな喫茶店だった。入ってメニューを見て、どうしようか迷っていると、お店...
息子と二人旅 6.カムイサウルス・ジャポにクス
そもそも恐竜マニアでも無い私が、今回穂別博物館へ来たいと思ったのは、道新こども新聞「まなぶん」を読んだのがきっかけだった。週一回のこども新聞には北大総合博物館の小林快次...
息子と二人旅 5.太古は海の底だった町
一夜明け、7月14日。息子のアパートから、のんびりと穂別博物館へ向け出発した。途中むかわ町の道の駅「むかわ四季の館」へ立ち寄った。事前の下調べで館内にはノーベル賞を受賞された鈴木章...
息子と二人旅 4.散策の後、食べて呑んで
記念館を出て、周辺を散策した。この辺は、シカもよく通るようで、そこかしこに“落とし物”があった。真新しい物もあり、今しがたここをシカが通ったのだと考えると、それだけで何だか楽しくな...
息子と二人旅 3.2階は古き良き昭和
森林資料館の2階は、木を活用した物の展示が多い。木材からスキーやバットが出来るまでの行程。おしゃれな木製家具の展示。懐かしい昭和の香りのする生活用品も並ぶ。そんな品々を見ながら、思...
息子と二人旅 2.森林資料館
北大苫小牧研究林の森林資料館には、その名の通り森林にまつわる様々な資料があり、その所蔵点数は4,400点にものぼるという。開館は現時点では、土曜日のみ(3月から12月まで)で、午前...
息子と二人旅 1.旅の始まり
息子が忙しい中、貴重な土日を私との旅行に割いてくれた。今回の目的地は、1日目が北海道大学苫小牧研究林の森林資料館と、2日目はカムイサウルスの全身骨格を見に穂別博物館へ行くことだ。息...