小さい声でもあげてみよう

ゲイでドクター。そんな僕の地味ぃな日常。

親との時間とか。

2008-06-02 00:50:37 | つれずれ。
この週末、エアポケット的に時間ができまして。
金曜に新宿で朝まで飲んで、そのまま新幹線にのって実家に帰ってきました。

できれば、地元のバーに顔出したり、研修医時代の同期と会いたかったんですが、
とてもそんな元気はなく実家でひたすらぐだぐだしてまいりました。
でも、それだけじゃさすがにアレでしょうということで、
帰る前に家族で食事に。ちょうど親父の誕生日が近かったのでそのお祝いをかねて。

「人にはそれぞれ人生の役割ってものがある。
どんな苦労も失敗もすべてその為にあるもんだ。
だから安心して苦労して来い。」

と親父に言われてきました。
こういうことを、口先だけじゃなくて本心から言えるのが
この人のいいとこなんだよなあ、と。

ほんと、実家に親、ありがたいです。
いつまでもあるものでは、もちろんないけれども、
だからこそ、貴重なんだよね。

一方で母親に
「子供に恵まれ子供を持つって事は最大の祝福だと思う」
といわれたのは、かなり苦しかったなあ。

もちろんそれは否定しない。
だからこそ、自分も子供を相手にする道を選んだわけだし。

でも、だからといって子供がいないから不幸せ、祝福されていない、
なんて思いたくない。

もちろん、自分が選んだ道を幸せだと決めるのは他人ではない、
ってのはわかってるつもりであるけど、
親からそれを言われると、重いんだよね。

きっと、それは今の自分に迷いあったり、親の希望に沿うべきだという
意識が心のどこかにあるせいなんだろうな。

いつか胸を張って自分は幸せだ、自分の道を歩いてきたんだ、
といえるようになりたいなあ。