新天地での勤務も2週間目。
いかに今まで自分が「研修医」という立場に甘えてきたのかを感じる毎日。
最終的な決断を下すことがこんなに重いとはねえ。。。
退院させれば終わり、じゃなくて、その後の外来まで引き受けて、
長期的な治療プランを考えるなんて今までやったことなかったなあ。
患者さん、一人ひとりの人生にかかわっていかなきゃいけないんだ、と。
覚えることの多さに圧倒され、自分ふがいなさにあきれる毎日。
どうやったら、先輩に近づけるのか、さえよくわからない。
この先、近い将来に今の比ではない責任がかかってくるのが
わかっているから余計に、焦る。
はじめの2週間で自分がそれをできないからって、
へこむこと自体が、どんだけ傲慢なんだ、って思うけど、
それでも、ひるんで、おびえて、しまうんだよね。
そうは言っても、関東の小児科医の勤務条件は地元より格段に恵まれている。
地元に残った同期の小児科の現状はもっと壮絶だ。
この環境で修行できること、それ自体がありがたい。