小さい声でもあげてみよう

ゲイでドクター。そんな僕の地味ぃな日常。

限界かー。

2007-09-19 23:59:03 | いまのこと。
今、地元でコッチの活動するとき僕は偽名を使っている。

ただでさえ狭い田舎、さらに狭い医療の世界。おまけに地元。
どこがどうつながっているかわからないがための自衛策。
更に下手をしたら自分のことだけでなく、

「あの人の親は××の○○なんだって」

と、自分の家のことまでコッチの世界で広まる状態。
ちょうど自分が地元に戻ったとき、
自分の親が仕事で大事な時期でもあったため、
万に一つでも自分のことで足もとを掬われるような
事態は絶対に避けたかった。

だから、この街が地元だと言うことも伏せ、
大学時代を過ごした街を地元だということにしている。

飲み屋で、名前を聞かれたり、仕事の話、出身地の話それらが出るたび、
さりげなくごまかして来た。

初めはそれでよかった。
でも、地元でコッチの友達が増えるにつれてだんだん無理が出てきた。

仕事の話もせざるを得ないし、そうなると専門的な仕事だから、どうしても
一発でわかってしまう。

飲み屋でたまたま僕の「地元」という事にしてる街からのお客が来て、
出身は?なんて聞かれると周りの手前「出身一緒ですよ」と言う羽目になり、
出身中学は?なんて聞かれると辛いことになる。

おまけに、バーのマスターの親戚が自分の病院に入院して、
病院内でばったり会ったり。
仕事中は名札つけているから、もう偽名ってバレバレ。
マスターはそういう客もいることは百も承知だからいいけど、
他の人といつ同じような状況になってもおかしくない。

おまけに飲み屋の常連のドクターが自分の病院に転勤(以前の記事参照)。
その先生には名前と出身地を偽っていることを正直に話して、
適当に話をあわせてもらってる状態。

コッチの友達、と言うほどでもない仲の人たちと遊ぶことがあっても
会員証とか、住所、名前の記載を求めらると、厳しい。

それ以前に、自分の気持ちとしても嘘をついてると言う後ろめたさが
先立って、友達になりたいなあ、って人でも自然に打ち解けた会話ができない。

かといって、今更「今日から○○って呼んでください!」
とも言うわけにも行かず、今、地元でのコッチの活動は閉塞感でいっぱい。

自意識過剰かな?
地元に帰ってきたときはデビュー間もなくてすごく警戒心が強かったんだよなあ。

まー、そんなこんなで、

早く地元を脱出したいという思いが強くなる今日この頃です。
次、新天地に行くときは名前と仕事と出身地は嘘つかないように。
んで、こんな息苦しさを感じずに交友を広げられたらなあ。。。

とりあえず今は、脱出できるように本業のスキルを積む
修行の時期なのでしょうか。。。