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北への「最も強い表現」での抗議限界に 日本よ 自立へ核武装と憲法議論を
北朝鮮が3日、6回目の核実験を行った。北朝鮮の一連のミサイル、核の脅威への、日本と世界の対処が鮮明なコントラストを成す。
世界で唯一、国家主権の核心を成す「交戦権」を憲法で否定している国、いざというときには戦争に訴えてでも自国を守る権利を放棄して、専守防衛だと言い続ける日本国の姿は特異である。
8月29日の中距離弾道ミサイル発射には北朝鮮に親和的な韓国の文在寅大統領でさえも「韓国軍の報復能力」を示すとしてF15戦闘機4機を飛行させ、金正恩朝鮮労働党委員長の斬首作戦を想定した爆弾投下訓練で応じた。
対照的に日本は、ミサイル発射にも核実験にも、「情報収集と分析」を急ぎ、「最も強い表現」で抗議し、国連安全保障理事会緊急会合でさらに強い制裁をと、呼びかけるばかりだ。それも大事だが、力の担保なく発せられる言葉にはおのずと限界がある。
その限界ゆえに、文明国は十分な話し合いの後の最終的手段としての実力行使を準備する。日本にはその最終手段を準備する気概が欠けている。核武装の議論は無論、ほとんど無意味な専守防衛の発想から脱しようとする議論も封じ込まれている。後略
http://www.sankei.com/politics/news/170904/plt1709040013-n1.html
桜井氏は保守の要のような方で発言はどこの議員よりも重いと私は思っている。保守というより現実派と言った方がいいのかもしれない。日本はアメリカに先制攻撃したアジアで唯一の国、そしてアメリカも認める当時の最強の軍を擁した国家でした。敗戦で日本は国力を削がれ疲弊したのを経済で建て直し世界の経済大国になれましたがその影にはアメリカの核の傘の下という言葉が付いて回ります。大東亜戦争という言葉を使うことを嫌うアメリカは第二次世界大戦(WW2)といいます。この戦争の結果はアジア各国を欧米から独立させた正義の戦いだったという人もいます。
この戦争で中国は台湾から戦勝国の称号を分捕りいつのまにか台湾を中国の一部として世界にふれ回り日本も台湾を国として認めていない状態になりました。しかし、中国も台湾を武力で侵略する事はできません。なぜならアメリカが台湾の後ろ盾として君臨しているからです。日本も韓国もアメリカが後ろ盾として中国やロシアが手を出せない状態に置き日米同盟や米韓同盟が機能しておれば全く問題がなかったのです。
だが、アメリカの中国寄りの政策で日本を叩いた事で経済的に世界2位の実力を持つならず者国家ができてしまいました。牙を抜かれた日本は「専守防衛」を後生大事に72年間守ってきました。だがアジア情勢は日本の甘さを許して置けないような状態になってしまいました。それでも日本は憲法改正することを許してもらえない状態にあります。国民に憲法改正は賛成ですか?との世論調査でも相当数の人が反対をします。世論を反対に向ける勢力が大勢いることで日本が核武装などできるはずが無いし憲法も9条に自衛隊の明文化することも反対するのです。日本はメディアから左翼までが力を持ち国民の命が軽んじられているのが現実で、どこかの国が日本に数発ミサイル攻撃しても憲法改正反対と騒ぐ一派がメディアでは重宝されるのでしょう。この先日本の存続は回りの国の気分次第、共産党の志位さんや小池さんはそれでも話し合いで解決をとお題目を唱え続けるのでしょう。
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