このゴールデンウィークは,埼玉に就職した下の娘が帰ってきました。2日夜には,ほとんど花びらの落ちてしまった桜の名所,高松の池に連れて行きました。
3日は家族みんなで出かけたかったのですが,下の娘が大学時代の友達と会いたいというので,お出かけできませんでした。それで,私は毎月第一土曜日の子ども科学館ナイトミュージアムに出かけてきました。夕方前は曇っていたので,無理だろうと勝手に判断して,いろいろしていたのですが,暗くなる頃急に雲が切れて,星を見る会決行。慌てて電話すると参加会員の数が足らず,慌てての参加です。私はビクセンED103SとP型赤道儀での参加でしたが,シーイングが悪く,惑星はほとんど模様がわからないような状況でした。
あけて4日,家族4人で相談していた秋田方面に出かけました。

のんびり10時頃出発。お昼は角館(みちのくの小京都なんて言われています)でとろうと計画したのが大失敗。近くの駐車場は当然のごとく満車。まったく車が止められません。武家屋敷通り周辺を2周ほどしてやっと遠くの駐車場を見つけました。お目当てのお店まで歩き,愕然としました。当たり前ですが,もの凄い行列です。これではいつ昼食にありつけるかわかりません。予約もせずに観光ガイド本に載っているような店にお昼時すんなり入れるはずがありません。そうでなくても,通りは人・人・人ともの凄い観光客でした。
仕方なく通りを歩き,通りから外れた一つのお店を発見。そこで遅い昼食をとることに。
本当は,比内地鶏の親子丼と稲庭うどんなど食べたかったのですが,そういったものを出すような店ではありませんでした。店には年老いたマスターが一人(失礼)厨房で音がしていたので,奥様一人?
仕上げが綺麗だったのと,えらく安かったのでまあよしとしましょう。
それから,予定では秋田市内で千秋公園やら秋田市民俗芸能伝承館,赤れんが郷土館,大森山動物園などいろいろ行ってみたかったのですが,角館のタイムロスでほとんどいけませんでした。

地上100メートルのパノラマの見学できる,秋田市ポートタワー「セリオン」だけには行きたかったので,向かうことに・・・。
隣接している道の駅はもの凄い車でしたが,何とか車をとめ展望台まで昇りました。
夕食をこのタワー内のレストランでと思いましたが,こちらもほとんどのメニューが売り切れとのこと。こうなったら仕方がないと,本日宿泊予定の道の駅「岩城」に向かいました。
この「岩城」は,温泉が隣接しているので大好きなところです。夕食は道の駅内の食堂でとることにしました。昼,思ったようなものが食べられなかったので,比内地鶏の親子丼やら海鮮丼など食べたいものを食べることにしました。満足満足。それから日本海の見える露天風呂に入り,薄雲のなか輝いている月と木星を眺めました。風呂上がりのビールがうまい!(この日ばかりはビールもどきではなく,本物ビールを飲みました。笑)
二日目は,横手によって,横手城,旧日新館と横手やきそばを楽しむことに。
まずは横手城。10年ほど前の冬にかまくらを見に,そして横手やきそばを食べにやってきたとき以来です。今回は日中だったので,天守閣にも昇りました。なかなかの眺めでした。
それからすぐ旧日新館へと思いましたが,横手やきそばを食べるのを先に・・・。
以前は元祖の店に行きましたが,今回はここ4年連続横手やきそば四天王に選ばれている「藤春食堂」へ。昼前でしたが,すでに満席。でも,店の人が奥の座敷に案内してくれました。4年連続四天王の味とは・・・。

いやぁ,うまいです。確かにこれなら癖になるかもしれません。本当に古い小さな店なのですが,仕上がりも丁寧で味を一番に考えていることがわかりました。

焼きそばを食べてから,旧日新館に戻りました。ここは,明治35年、旧制横手中学校(現 横手高校)の英語教師として赴任してきたアメリカ人チャールス・C・チャンプリンの住居として建てられたものだそうです。現在居住している方にお願いすると,中を見学させてもらえます。歴史を感じる建物でした。このチャールスさんは,退職後もキリスト教の伝道師として生涯この建物で暮らしていたとのこと。本当にすばらしい方だと思いました。

そこからは,何カ所かの道の駅に立ち寄り,県道1号線で湯田から雫石に抜けて盛岡に帰りました。老体には結構効きました。つかれたぁ。
そして,連休最終日の今日6日は,朝からちょっと仕事などを片付け,このブログを書いています。また3連休になったら出かけてこようかな。