以前からマウントアダプタを使ってます。キヤノンのデジ一でお星様を撮る際に古いペンタックスのM42マウントのレンズやKマウントのレンズを使ったりしていました。古いレンズですが,単焦点で距離目盛りで∞にするとピントもそのまま合うのでとても便利に使ってました。他にもマイクロフォーサーズだとフランジバックの関係で,マウントアダプタさえあれば昔のいろいろなレンズを復活させることができるようになりました。
実は高校の頃から使っていたミノルタSRT101のレンズを復活させたいと思っていました。写真部に入っていたけど,学生故初めの頃は標準レンズのみ,その後2倍のコンバーターを買いましたが,それ以外のレンズ購入は無理。それでもやはり望遠レンズが欲しくて思い切って亡き父にお願いすると,ミノルタのMC200 F3.5望遠レンズを買ってくれたのでした。普段あまり話をすることはなかった父でしたが,望遠鏡やカメラ,レンズなどどうしても欲しいものをお願いすると,買ってくれる父でした。
職についてもしばらくはフィルムカメラのこのミノルタの一眼レフを使っていたのでしたが,時代が変わりデジタルカメラを使うようになりました。このミノルタのカメラはレンズごと姪に貸していました。(実際には使われていなかったのですが)高校で写真部に入部し,使っていないなら貸して欲しいと兄が言うのです。
かなりの年数がたってから手元に戻ってきたときには,標準レンズ,望遠レンズとも見事にカビが発生していました。兄の「安く済ませよう」という算段は見事に外れ,新しいカメラを買わされたようです。そして,すぐ返してくれればいいのに,バツが悪かったのかカメラは暗い納戸に仕舞い込まれたよう。それがカビということだったようです。
思い出深いこの望遠レンズ,何とか復活したいと思って捨てずにとっておきました。思い切ってマイクロフォーサーズで復活させようと,MD-m4/3マウントアダプタを買いました。
後玉の表裏にカビが生えています。ネットを検索すると役に立ちそうなページを見つけました。特別な工具がなくても分解して清掃ができそうです。
先日その通りカビ取りをしようと分解を始めると問題発生。小さな芋ビスが錆びていたようで回りません。無理をしてマイナスの頭部分をなめてしまいました。このまま諦めるか。いや,アダプタももう買ってしまったし,やるしかないと,細いドリルでビス部分を削りました。
何とか分解に成功しました。後玉の表裏のカビは何とかきれいにすることができました。元通りに組み後玉後ろから見るとどうもすっきりしません。前玉が汚れているようです。レンズの前から見るときれいなのですが,前玉の裏が少し曇っているようです。分解して分かりましたがこのレンズ3つの部分に分かれています。前群の内側が汚れているようですが,このレンズを分解するためには専用工具が必要なようです。童夢同好会のSさんなどが持っているようですので,後日お借りして再度分会清掃予定です。
前玉が少し汚れている状態で,外で写真を撮ってみました。絞り込むと結構シャープな写りです。いったい何十年ぶりにこのレンズは役目を果たしたことになるのでしょうか。おそらくこのレンズを使って写真を撮影することはそんなに多くないでしょう。でも,亡き父に買ってもらった思い出のレンズ,使える状態で残しておきたいと思います。
写真はマイクロフォーサーズ機のオリンパスE-PL1とペンタックスSuperTakumar55mmF1.8,ミノルタMC TELE ROKKOR 200mmF3.5とMD-m4/3マウントアダプタです。このほかにも,EF-m4/3(絞り付き),M42-m4/3,K-m4/3のマウントアダプタを購入しました。これで手持ちのレンズはすべてマイクロフォーサーズ機で使うことができます。