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彰ちゃんブログ2

teacupブログ終了に伴い、新たに「彰ちゃんブログ2」として再スタートします。
どうぞよろしく!!

ASI385MCとASI294MCの使い分け

2020年02月18日 | 天文関係
 先日の日曜午後、CMOSカメラのASI385MCとASI294MCにカメラレンズやら、フィルターやらをいろいろ取り付けながら、今後の二つのCMOSカメラの使い分けについていろいろ考えてました。もちろん2年前からマイブームとなっている電視観望に使うためです。
 最初に買ったのはASI385MCでした。294MCとどちらを買おうかいろいろ考えた末、敢えてASI385MCにしたのでした。それは縮小コリメート法で使うと、F値の非常に小さい光学系を作り出すことができるからです。そこで縮小コリメート法に使うためのアイピースの選択やCマウントレンズを検討したのでした。
 この縮小コリメート法は、非常にF値を小さくできます。ところがやはり相性のようなものがあり周辺部まで星像をよくしようとするとなかなか難しいものがあります。また、そのころCMOSがより大きいASI294MCを買ってしまったこともあり、最適な解を見つけないままASI294MCに0.75倍のレデューサレンズを使った直焦点法に移ってしまった経緯があります。
 最近は、デュアルバンドフィルターを使っての電視観望を試して遊んでいるのですが、もっぱらASI294MCメインで、ASI385MCは電子ファインダー的な使い方が多いです。
 今後ASI385MCをもっと有効に使いたいといろいろ考えていたのですが、また縮小コリメート法の電視観望に使うことや、Cマウントレンズによる広角の電視観望に使ってはどうかと考えているところです。
 また、もう電視観望以外の一つの活用法としておもしろそうだと思ったのは次のようなものです。先日ある方のブログを見ていて、興味をもちました。その方は流星群を一枚当たり数秒の露出で静止画で連続撮影し、SiriusCompで合成写真にしていまいた。輻射点がわかるような写真でこれは面白いと思いました。このような場合、ASI385MCの画素数は逆に良さそうです。そうでなければかなりの容量になると思われます。また、星の動きをタイムラプス動画として写すのも面白そうです。FHDの動画にするにしてもASI385MCの画素数で十分です。
 縮小コリメート法に使おうと、Cマウントレンズはいくつか入手済みです。購入時ついてきた2.5mmF1.2のほかに、単焦点としては4mmF1.4、6mmF1.2、9mmF1.4、ズームレンズではFUJINONの7.5mm-75mmF1.2やほかにも何本かの明るいF値のレンズがあります。
 これまでの問題はASI385MCにCマウントレンズをつける場合には手持ちの31.7mmや48mmのUV/IRカットフィルターやDuo bandフィルタがつけられないことでした。そこで考えた結果、手持ちの単焦点Cマウントレンズは40.5mmや43mmのステップアップリングを使うと直接48mmのフィルターがつけられます。FUJINONのズームレンズはフィルター径52mmなので、52mmから48mmのステップダウンリングを使うとこれまた48mmフィルターがつけられます。
 ということで、昨日これらステップアップリングとステップダウンリングをヨドバシカメラに注文しました。届いたら試してみたいと思います。

久しぶりに

2020年02月11日 | 天文関係
 今日は夕方から快晴だったので、久しぶりに自宅庭で電視観望しました。庭には結構な雪が積もっているので、明るいうちに雪かきをして庭に望遠鏡をセットする場所を確保してからです。
 架台はAZ-GTi経緯台、SE120屈折鏡筒にASI294MC+0.75倍レデューサ+ZWO DUO bandフィルターです。外でWindowsタブレットとアンドロイドスマホを使いながらアライメントまで終わらせ、あとは居間からリモートデスクトップ接続での観望です。かに星雲M1を導入し、ライブスタックしてみると結構細部まで出てきます。しかし、すぐそばの街灯の影響が大きいです。いくらフィルターをつけているとはいえ少し暗い空へ出かけて行っての観望時とは比べ物になりません。
 今日は以前にも少し試してみたのですが、SAMIYANGの85mmF1.4レンズを使っての電視観望を試してみました。街灯の影響も考え最近は全く使っていなかったLPS-P2フィルターを使ってみました。明るい星の周りにかなり青ハロが出ます。このレンズ、カメラでの星野写真撮影時にはF4に絞ると周辺部までかなり星像がよいので電視観望時に開放で使えたらと期待したのですが、F1.4開放だけでなく2段絞ったF2.8でもけっこう青ハロが目立ちました。ASI385MCに取り付けると中望遠で明るいレンズとして電視観望に使えるのではないかと期待したのですが、ある程度絞らないとダメみたいです。今回はLPS-P2フィルターを使ったのですが、Duo bandフィルタを使うと青ハロが消えるでしょうか。そのうち試したいと思います。

1月のナイトミュージアム

2020年01月05日 | 天文関係
 彰ちゃんブログをご覧の皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 今年初めの記事は昨夜の盛岡市子ども科学館1月のナイトミュージアムです。
 薄雲がひっきりなしに通過する天気でしたが、何とか星を見る会は実施でした。今回は12.5cmライトシュミットにASI294MCをつけての電視観望を行いました。架台はお手軽SkyWatcher社のAZ-GTi経緯台です。結構光害が気になるようになってきたので、今回はZWO Duo Band Filterをつけました。
 薄雲が広がることが多く、思うように電視観望で星雲星団を見せることはできませんでした。一応M42オリオン大星雲とM45プレアデス星団を導入し見てもらいましたが、薄雲が濃くなった時は月を入れて解説しました。電視観望だと画面を見ながら説明でき、小さい子でも見られるのでいい感じがしました。
 今回、望遠鏡を持参して望遠鏡の使い方を質問してきた方が3組いました。ファインダーの合わせ方や手動経緯台の操作の仕方、望遠鏡の倍率の話など説明しました。他にも天体写真の撮影の仕方を質問してきた方もいました。手持ちのコンデジでの撮影方法を聞いてきたので、少しお話ししましたが、「天の川」が撮りたいとのことでしたので、うまく撮れるといいなと思いました。

 今回参加は盛天の私、Mさん、Yさん、Suさん、Sさんの5名でした。氷点下での観望会でしたが、親子でかなりの数の方が来場したので嬉しい限りです。1月は実施できましたが、今年ははたして何回実施できるのでしょうか。私の楽しみにもなっていますのでできるだけ晴れて欲しいものです。

USBリピーターケーブルを使って

2019年12月31日 | 天文関係
 一昨日から千葉の娘と二人の孫が来ています。正月明けまでいるとのことで、かわいい孫と遊んでます。お風呂に一緒に入るのが楽しみです。

 さて、先日の庭先で電視観望するときの遠隔操作について書きました。庭先でスティックPCを動かしその画面をHDMI送受信機で飛ばし、無線USBマウスで操作するのですが、HDMI信号は何とか届くもののマウス信号が届かない。それならUSBケーブルを延長して操作すればいいのではないか…

 自己レスでマウス信号だけならLANケーブルを使ったUSB延長器を使っても大丈夫でしたし、リピーターケーブルを使ってならマウス信号はもちろん、ASI294MCの画像転送も大丈夫でした。
 今日はこのUSB2.0規格のリピーターケーブル先にUSB2.0のハブを取り付けて、ASI294MC、ASI385MC2台のCMOSカメラを取り付けて二台同時に使えるかも試してみました。
 バスパワーだけだと1台目のCMOSカメラは認識して使えるものの、2台目は認識されませんでした。やはり信号が減退されるようです。そこで、5Vの電圧をかけられるハブにつないで、電圧をかけてつないでみると2台とも認識され2台同時に使うこともできました。ただし、USB2.0規格ですので、ASI294MCでは秒3コマ程度、ASI385MCだと秒15コマ程度の転送速度になるようです。
 もし庭で電視観望するのを屋内の居間で遠隔操作する場合には、有線方式だとするとUSBリピーターケーブルを使えば十分大丈夫でしょう。速度をもっと出したいとするとUSB3.0規格のリピーターケーブルを使えばさらによさそうです。

 有線接続でUSBケーブルを延長して屋内や車中から遠隔操作・・・これってXP時代にしばらくやっていたことと全く同じです。また元に戻ってしまった感じ。
 有線接続での遠隔操作から無線接続にしたくてMicrosoftリモートデスクトップを使うようになり速度の点で少々イライラして、無線HDMI転送装置を使うようになったのですが、マウス信号がうまく届かずにイライラ・・・うまくいかないものです。

 今後もいろいろ試しながら車中や屋内からの遠隔操作方法についていろいろ試して、最もよさそうな方法を確定したいです。
 今日は大みそか、あと10時間ほどで2019年も終わります。来年もいろいろ試して楽しみたいです。

 それでは、よいお年を!

庭先での遠隔操作

2019年12月29日 | 天文関係
 年末の休みになったので、掃除やら何やらやってました(やらされてました)。

 一息ついたので庭先での電視観望の遠隔操作テストやってました。この庭先と居間の遠隔操作はかなり以前からいろいろな方法で試しているのですが、なかなか思うようにいきません。
 WindowsXPのころから天体写真撮影時はMicrosoftリモートデスクトップを試しているのですが、無線で行った場合は速度の関係でインターバルタイマーの時間がおかしくなったり、画面の転送が遅くてイライラしたりしていました。そこで最近はワイヤレスHDMI送受信機を使って、1台のスティックPCを使い画面だけ転送する方法をとっています。ただし、無線マウスの信号がうまく届かなくて困っていました。
 そこで先日コクヨのプレゼンテーションマウスを買ったのですが、庭先と居間間の遠隔操作で使えるかテストしてみました。結論は・・・ダメみたいです。距離にして10m以下、庭と居間の間には二重窓のサッシがあるだけです。今日のテストでは、ワイヤレスHDMIの受信機をサッシのところに置くとHDMIの信号はしっかり届いてPC画面は見えています。しかし、プレゼンテーションマウスやこれまで使っていた無線マウスの信号は届かないようでマウスカーソルも出てきません。ちょっと残念。前に使っていたときには無線マウス信号が届いていたこともあるのに。
 仕方ないので前から考えておいたLANケーブルを使ったUSB延長器でつないでみました。せっかく画面は無線でOKなのでUSB信号も有線にはしたくないのですが。結論を言うとしっかり動きました。
 このほかにもLANケーブルを使ったUSB延長ではなく、USBのリピーターケーブル(確か10m位のもの)も持っているので、そちらのほうがいいかもしれません。
 日中に外にAZ-GTi経緯台など出してテストしているのですが、どうですか?先日かなり大量の雪が降りました。

 待てよ。USBリピーターケーブルを使って10mの距離のマウスを動かす・・・。値段の関係でUSB2.0規格のケーブルなのですが、このケーブルの先にハブをつなぎASI294MCとマウスをつないでそのままOKなのであれば、望遠鏡側にPCを置かないで家の中のPCからUSBリピーターケーブルを外に出してもいいわけだな・・・。
 なんだかもうすでに試したような気もするがどうだったろう・・・。この頃いろんな記憶をすぐ忘れてしまうのでいかんです。いろいろ試したこともきちんとメモしておかないとすぐ忘れ同じことをまた調べてしまう。確かこのUSB関係では、以前無線のUSBデバイスサーバ関係をいろいろ試し、オートガイド関係が速度の関係でうまくいかなかったことを思い出しました。いろいろ試してたんですね。