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彰ちゃんブログ2

teacupブログ終了に伴い、新たに「彰ちゃんブログ2」として再スタートします。
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久しぶりに遠征撮影

2020年06月14日 | 天文関係
 童夢同好会の4人で、「若き天文台長」さんのお仕事場、一戸天文台にお邪魔してきました。
 この一戸天文台には以前家族みんなでお邪魔し、スペシャルプラネタリウム解説をしていただいたことを思い出します。以前との違いは近くに数多く風力発電施設が建設され、風車のフラッシュがずっと続いていることでした。気になります。
 夕方にはAstroGPVの予報通り素晴らしい快晴となりました。童夢同好会4人と若き天文台長さん家族みんさんと楽しく交流しながら、暗くなったところで撮影開始です。今回はいつも使っているJSO(日本特殊光学)の12.5cmライトシュミットカメラでいくつか撮影したい天体があったのと、以前購入しながらほとんど撮影に使っていない(コンデジでの縮小コリメート法に使おうと思って購入した)15cmリッチクレチアンRC6をASI airで使えるかのテストです。レデューサを使っても1000mm程度の焦点距離をKenko SE赤道儀+Asi airでオートガイドができるか確かめたいと思っていました。
 12.5cmライトシュミットカメラでいくつかの天体を撮影してみましたが、これまであまり気になっていなかった画面左側の星像が気になりました。光軸がずれているのかもしれません。調整しなくてはピントも相変わらず甘いです。
 その後撮影鏡筒を15cmリッチクレチアンに取り換えました。レデューサを使いましたが、Asi airのプレートソルビングで試すと、焦点距離は1070mmでした。対象はM8ですが、ピントを追い込めません。オートガイドで5分露出しましたが、テストした5枚ともガイドは大丈夫でした。ナイスです。
 
 月が昇り、少し薄雲が広がってきたのでみんなでお開きとなりました。

 あ、そうそう。若き天文台長さんがFUJINONの15cmED双眼鏡を表に出してくれました。今回は写真撮影の楽しみもありましたが、それ以上にこの双眼鏡で見た星雲星団の美しさに驚かされました。以前にも他の方のFUJINON15cmED双眼鏡で月を見せてもらい、思わず声が出てしまいましたが、素晴らしく暗い空のもとで見た星雲星団は本当に素晴らしかったです。なかでも網状星雲が形もはっきりわかりため息が出ました。

 また、遊びに行きたいです。

ASI airで庭撮り

2020年06月07日 | 天文関係
 この頃いい天気が続いています。旧タイプのASI airを使ってお手軽写真撮影しようと、この頃平日でもいろいろテストしています。
 かなり以前よりWindowsPCを使って遠隔操作できるような環境作りを目指していますが、ZWO社のASI air+アンドロイドタブレットを使うと本当に楽です。様々な方のブログなどを見ていると、メインの撮影環境としてはまだという方もいますが、お手軽撮影をしている私には十分メインになると感じました。
 先日は撮影用CMOSカメラをASI385MCにしたのですが、昨夜は撮影用CMOSカメラをASI294MCにもどしました。ASI385MCをガイドカメラに戻しましたが、ガイド鏡筒をQHY社の口径30mmF4からKenko MILTOLの200mmF4にすることにしました。撮影用CMOSカメラとガイド用CMOSカメラを交換した場合にすぐ切り替えられるようにするためです。ただし、ASI385MCには200mmの焦点距離は長いかと0.5倍のレデューサを使うことにしましたが、実際にはどの程度の縮小率になっているのかを調べることにしました。
 ASI airを使ってPlate Solvingする際に、メインの撮影鏡筒の焦点距離を「0」と入力して行うと正確な焦点距離を教えてくれます。私の環境では「163mm」でした。レデューサレンズとCMOS面の距離が短いためか0.5倍ではなく0.8倍くらいになっています。せっかくなので先日撮影したM51を撮影してみました。ASI airを使って撮影すると保存されるファイル形式はfitsですが、このファイル形式にまったく慣れていません。昔購入したステライメージはかなり難しい感じがして、銀河☆さんのフリーソフトYIMGばかり使っていたので、ステライメージの使い方を覚えようと思っています。
 M51 日本特殊光器12.5cmライトシュミット+ASI294MC gain200 露出180秒×4枚
(ダークファイルも撮影してダーク処理、フラット処理もしているつもりなのですが、画像をよく見ると青い輝点ノイズだらけです。勉強せねば


画像の中心部のトリミング画像です。


庭撮りテスト

2020年05月30日 | 天文関係
 先日の童夢同好会遠征が曇って空振りだったので、昨夜は家の庭で撮影テストしました。
 前回試したかった撮影CMOSカメラとガイドCMOSカメラを交換することでした。これまでガイドに使っていたASI 385MCを撮影カメラにして、メインにしていたASI294MCをガイドカメラにするのです。
 最近電視観望や撮影に使おうと思っている鏡筒が童夢同好会のS氏から譲ってもらった12.5cmライトシュミットカメラです。焦点距離475mmでこれにASI294MCだと結構写野が広く、春の系外星雲などでは対象が小さいのでCMOSサイズの小さいASI385MCで撮影してはどうかと考えたのでした。
 ガイドカメラとして使っていたASI385MCにはQHY社の口径30mm焦点距離130mmのガイド鏡筒を使っています。これにCマウント接続しているので、ASI294MCの場合はガイド鏡筒をKenkoの50mm焦点距離200mmのMILTOL鏡筒を使うことにしました。
 さっそくテストを始めましたが、ガイドが暴れまくります。いろいろ設定を変更しましたがまったくだめです。ここで思い出したのが、今回のテスト前にファインダーを覗きやすくするために鏡筒を回転させていました。そのため、オートガイドのキャリブレーションをしないといけなかったようです。そこで新たにキャリブレーションを行ったところ正常にオートガイドできました。やれやれです。
 5分露出の1枚もののM51です。ピントも甘々、ダークも引いていないものですが、ガイドも大丈夫なようなのでこれなら遠征先でも大丈夫でしょう。
 今回は、庭にKenkoSE赤道儀をセットしASI Airで撮影しました。家の中の奥さんたちにも邪魔にならないようにと駐車場の車の中で10インチアンドロイドタブレットを使っての撮影です。今後は遠征時にも寒い時には車中から遠隔操作で撮影する予定ですので、その練習にもなりました。

 はあ、月が太ってくると快晴になるんだよなぁ。新月期の遠征時に晴れてくれい。

またも曇り・・・

2020年05月27日 | 天文関係
 23日(土)が童夢同好会の遠征が予定されていたのですが、あいにくの曇りのため中止になりました。翌24日(日)は少し晴れそうだと言うので先日の紫波町ブドウ園駐車場に集合ということになりました。
 日中は晴れていたのでもしかすると晴れるかもと集合場所に向かいました。今回はガイド鏡を換えたのと春の系外星雲を撮影してみようかと、撮影カメラをASI294MCとASI385MCを取り換えて撮影できるように準備を進めました。
 現地に着くとすでにTさん、Sさんが到着しています。Sさんは今回買ったばかりのビクセンAXJ赤道儀を出していました。う~む、欲しい。
 18時頃到着しましたが、晴れてこず。いろいろ3人で話しながら晴れ間を待ちます。

 結局20時過ぎまで粘りましたが、全く晴れてきそうにありません。予報では21時以降はだめなようなので撤収です。次回は快晴の天気を期待します。

先日のリベンジ

2020年05月03日 | 天文関係
 先日ASIAirを使って久しぶりに天体写真を撮ろうと思っていたのに、設定方法を忘れて赤道儀に着けたSkyWatcherWIFIアダプタとタブレットを無線接続できなかったことを書きました。仕方がなくその場ではEQDirectケーブルで接続し少しだけ撮影したのですが、かなりの時間を費やし準備ができるころには雲が広がるというよくある悪いパターンでした。
 そこで夕べは先日のリベンジを図るべくASIAirを使って撮影テストをしました。何のことはないPortの指定を間違っていたので、そこを正しく指定すると何事もなかったかのようにつながりました。せっかくなのでアンドロイドスマホのアプリ「SynScanPro」でアライメント、10インチアンドロイドタブレットでアプリ「ASIair」で撮影を開始しました。テストとしてWindows10タブレットのアプリ「ステラショット」でも同時につないで自動導入できることも確かめました。
 このASIAirアプリなかなかのものです。自動導入で目的の天体を入れ、10秒程度のテスト撮影、その後すぐPlate Solvingすると写野の中央に導入しなおしてくれます。オートガイドも優秀です。昨日はテストとしてM44,M13,M51,M101,M97、M81などを次々導入し撮影してみました。それと二つの彗星については、赤経,赤緯から導入できることも確かめられました。
 撮影鏡筒は12.5cmライトシュミットカメラでASI294MC直焦点、焦点距離は472mmでしたが、テストとして10分までガイドしてみましたが、ガイドエラーは撮影した5コマで見られませんでした。タブレット1台だけでこれだけできれば非常に楽です。