ジャンクかごのなくなったカメラのキタムラ盛岡南店ですが、「おっ!」と思える中古品が結構毎日のようにあるので、どうしても仕事帰りに立ち寄ってしまいます。
おとといはPENTAXのK200DボディとFA35mmF2がありました。今使っているK100Dにプラスして実はもう一台PENTAXデジ一が欲しいと思ってます。新しいK7はまだ高いので様子見です。中古のK10DやK20Dで掘り出し物が出たらゲットしたいと思ってました。
で、このK200Dは私としては以前欲しかったK10Dの改良版で単3電池対応にした機種で興味はあったのですが、確かレンズによるピントの微調整機能がついていなかったはずです。しかも私のK100DやK10Dで発見された裏メニューでのピント調整もできなかったはずなのでいろいろ考えて購入を決断することはできませんでした。
このピント微調整の機能は本当にありがたいです。私がK100Dが大のお気に入りなのは、1に色合い、2にボディー内手振れ補正、3に古いM42スクリューマウントレンズ、はてはBORGの直焦点でも合焦を知らせてくれること、そして4にジャスピンの写真には欠かせないピントの微調整が裏メニューで行えることです。
EOSにも50Dや5Dmk2にはついているようですが、レンズによって結構前ピン、後ピンがあるようでEOSで撮影した写真はレンズによって開放付近ではピンボケ写真になることが結構あって悩みの種です。ボディーと全てのレンズを調整に出せばいいのでしょうがそこまではしていません。ただ、連射に強い、高感度のノイズ特性がすばらしいので屋内スポーツや頼まれてのここ一番の撮影は間違いなくEOS40Dが多いです。
で、結局K200Dを購入しなかったのですが、家に帰ってから気になりネットで調べると、このK200Dにも裏メニューが存在しており、ピントの微調整ができるとのことです。完全に情報不足でした。このK200Dは不人気機種のためかバッテリーグリップもついてましたが破格値でした。「買っておけばよかった。失敗失敗。どうぞ売れてませんように・・・。」
で、昨日の仕事帰りに再び立ち寄ったら当然のように売れてなくなっていました。
非常に非常に残念です。
結局、あればボディーとともに買おうと思っていたFA35mmF2だけ買ってきました。
欲しい中古品は「一期一会」。欲しければいつでも買える新品と違って即決断しないと巡り合えないと誰かが言ってました。
まったくそのとおりだと思うことが何度もあります。
私はデジ一やコンデジがジャンクを含め多数所有しています。これはやはり昔からの機械好き、おもちゃ好きがそうさせているものと思います。機械を触っているだけ、いじっていろいろ試写しているだけでも本当に楽しいです。実際に撮影することよりカメラそのものをいじっているときに喜びを感じているのかもしれません。
天体写真も実際に撮影することよりも機械をいじったり鏡筒を取替えたりセッティングを変えたりすることに喜びを感じているのかもしれません。
「星より機材」との文言を聞いたことがありますが、なるほどそんなこともあるし、これって私のことかなとも思いました。
今日はたまたま中古デジ一ボディが買えなかったことからいろいろ書きましたが、私の機械好きは、カメラ、天体写真、そして自転車やパソコン、HDビデオ、BDレコーダーなどの家電品にも及んでいます。キャンピングカーも普通の自動車と違っていろいろ手を加えて楽しめるという点では共通点があるかな。
周りの人にはどう思われているのか知りませんが、私は一生の中で自分がやってみたいと思ったことはどんどんやってみたいのです。いろんなことにも挑戦したいのです。
奥さんはなんだか子どもみたい、お金がいくらあっても足りないと呆れ顔ですが、私としてはこれからも長く楽しんでいきたいと思っています。