もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

黒執事2 ルカアロ&悪魔でクリスマス前編

2011-12-24 00:00:01 | 腐女子の御伴
※この小説はアニメ黒執事Ⅱの設定を基に、二次創作として執筆しております。 一個人の解釈なので、原作やアニメ制作会社、出版社とは一切関係ありません。その点をご理解いただき、お読み下さる様お願いいたします。






         黒執事Ⅱルカアロ&悪魔でクリスマス前編





広大な敷地には立派な屋敷が建っており真っ白な雪が降り積もる。



広い子供部屋には天然のもみの木でクリスマスツリーが飾られており。幼い兄弟は見渡しの良い曇りガラスの窓から雪を眺めた。




「にぃ、きょうはサンタクロースさんは、きてくれるよね??」

「あぁ。ルカが俺とハンナの言う事を聞いて良い子にしてるから、絶対に来るさ。」

寝室の暖炉(だんろ)は消されてるが、温められおり二人の服装は寝巻姿である。


寝室の扉がノックされる。軽やかな音なのでハンナとわかる。

「入れ。」

アロイスが言うと扉が開き、ハンナが入室して来た。ハンナは寝巻姿で穏やかに微笑(ほほえ)んだ。

「ルカ、サンタクロースには、お願いをしました??」

「うん、ハンナママしたよ。」

ルカはハンナの事をハンナママと呼ぶ。アロイスは気恥ずかしいのでハンナと呼ぶ。







───────12月のある日─────────────



ルカとアロイスは学校へ、通っており二人が帰宅した。

馬車を走らせ居るのは、クロードで馬車に乗って居るのはルカ、アロイス、ハンナ。

いつもなら、元気よく学校での出来事をルカが話すのに元気がない。アロイスとハンナは心配し、話しをするが何もないとルカは言うだけ。


夕食になりルカ、アロイス、ハンナは席に座りテーブルを囲む。クロードは執事なので夕食を作り運ぶ。

「にぃとハンナママ、あのね。」

「おう、どうした学校でいじめられたか??」

「もし、宜しければ聞かせくださいませ。」

クロードはルカを見つめた。

「うん、サンタクロースさんは、いるよね。ほかのともだちは、サンタクロースさんいないていうんだもん。ユリアンとぼくはいるっていうとね……ほかのともだちはいないっていう。」

「サンタクロースかぁ。」

アロイスはルカより年上なのでサンタクロースは、大人が作った想像上の人物と理解して居るので居ないと思っている。しかし、それを言うとルカが傷つき哀しむ。

アロイスは両腕を組みうーむと唸(うな)り考える。ハンナはアロイスの判断を待つ。

「ルカ、安心しろサンタクロースは居るぞ。」

「えぇ、私も、サンタクロースは居ると思います。」

「うん。いるよね。」

ルカははしゃぎ喜ぶ。ルカの悩み事を聞き解決したので、アロイスとハンナは一安心した。夕食を楽しく食べ終わり隣の部屋でくつろいで居るルカとアロイスにハンナ。



「にぃ、ハンナママ。あのね、おねがいがあるの。」

「どうしたルカ。」

「ルカの、お願いとは何でしょうか。」

「サンタクロースさんにあいたいの。サンタクロースさんとおはなししたい。」

「サンタクロースは忙しいからなぁ。あっちこっちの子供達にプレゼントを、配らないといけないから忙しいはずだぞ。」

「プレゼントはいらないから、サンタクロースさんとおはなしをしたいんだもん。」

「いいかルカ。サンタクロースは寝てる時に来るんだ。」

「ねないでまってる。」

「ハンナ、サンタクロースに連絡してみるか。」

「サンタクロースにですか??」

「みんなでサンタクロースさんにあおうね。」





そして今日はクリスマス。

何だかんだ言いながらも、アロイスもサンタクロースが居ると信じて居る。ルカの望み通りにサンタクロースが来客する事になった。

ハンナがフレイアに手紙を書き送ると、フレイアから返信があった。フレイアからの手紙にはルカの約束を果(は)たすと言う事だった。


「サンタクロースさんは、えんとつからくるのかな。」

「とりあえずは、クロードとトンプ達が寝ずの番でサンタクロースを出迎えるから心配するな。俺達はベッドで待って居れば良い。」

風呂もしっかり入り三人は大きく広いベッドに入り横になった。部屋の明かりを消した。

ルカはベッドに横なって少しすると寝息をたてて眠る。アロイスも眠くなり寝てしまった。ハンナは悪魔なので眠る事は必要ないが瞳をとじた。



真夜中になり雪の降りがいちだんと深くなったその時に、サンタクロースは来客した。

黒執事2 ルカアロ&悪魔でクリスマス予告

2011-12-23 04:12:16 | 腐女子の御伴
※この小説はアニメ黒執事Ⅱの設定を基に、二次創作として執筆しております。 一個人の解釈なので、原作やアニメ制作会社、出版社とは一切関係ありません。その点をご理解いただき、お読み下さる様お願いいたします。





死神派遣協会 ロンドン支部──────────



月末なので死神達も慌ただしく査定の報告書の提出や、査定で使用した費用の領収書をまとめたりデスクワークも忙しい。

死神達は眼鏡を装着(そうちゃく)し基本の服装は白のワイシャツ、黒のベスト、黒のネクタイ 黒の上下スーツ 黒の革靴。

全身黒づくめだっが死神と言えども、オシャレに気を遣(つか)う。

手には書類を持ちデスクの合間を行き交う死神達。



オフィスの中央に一際(ひときわ)大きなデスクが置かれており、革張りのデスクチェアーに座って居るのはロンドン支部の支部長のウィリアム・T・スピアーズ。

スピアーズは平素(へいそ)から感情を余りあらわにしないが、今日は尚更(なおさら)機嫌はよろしくない。だんまりをして居た。

そんなスピアーズと大きなデスクを挟み向き合うのは、金髪の青年のロナウド。 彼はへの字口にしスピアーズに詰め寄る。

「スピアーズ支部長!! 」

ロナウドが声を荒げて叫ぶとワサワサしたオフィス内は水を打(う)った様に静まり返り、死神達はオフィスの中央に居る二人に視線を向けた。


スピアーズがオフィス内に居る死神達を、気にする事なく落ち着いた声でロナウドに言う。

「ロナウド、これは、私の命令ではありません。上層部の命令。逆らう事は断じで赦(ゆる)されません。」

「さっきから、上層部、上層部て言うけどさ、スピアーズさん…… 何があったんですが、査定して狩る寸前で止めろなんて。」

「アロイス トランシー ルカ トランシーには、一切今後、近づかない様に。それだけの事ですよ。」

「それだって偽名じゃないですか!! ジム マッケン ルカ マッケンの二人は、あの日の夜に狩る予定だったなのに──────────生きながらえて居た。それを阻止(そし)したのは、誰か教えてください。たかが人間の子供相手に、死神派遣協会が黙って手を引くなんて。」

「偽名でありません。今は、その名前が本名です。」

「はぁ??なんすっか?!」

ロナウドは小馬鹿にした様に、笑いスピアーズに言う。

「上層部は、そう名前を記載する様にっと。全ては、我々、死神よりも強大で強力な権力を有する者が、その二人の子供を保護し独(ひと)りの悪魔を擁護(ようご)しただけの事です。害虫に肩入れするとは………」

「そんな害虫が、どうしてそんな偉いヤツを味方にしたか。どこの誰だっか。」

「ロナウド。名前だけは教えておきましょう。忘れ去られた神の異名(いみょう)を持つ神で、不可能を奇跡に。と言う花言葉の蒼薔薇(あおばら)を咲かす神の名はフレイア。」

「フレイア……??女性なんですか??」

「男神です。彼を知らないのならロナウド、勉強をしなさい。」

「はぁ~」

ロナウドは両手を開き天に向け広げ、お手上げのポーズを取る。

「この事は、今後口出しを一切しない事です。ロナウド、それ以上、私に逆らうなら有給休暇(ゆうきゅうきゅうか)を取り上げますよ??」

スピアーズは意地悪(いじわる)な笑みを、口元に浮かべた。

「ちょっとと~ それはないですょぉ!!ほんと勘弁(かんべん)してくだい。」

「なら、自分の業務に戻りなさい。」

渋々とロナウドは自分のデスクへ帰る。

スピアーズは咳(せき)ばらいをし、二人のやり取りを固唾(かたず)を飲み見て居たオフィス内の死神達を睨む。

「自分の業務をしなさい。さもなければ──────── 貴方(あなた)達の休みを狩りますよ??」

死神達はただでさえ、万年死神不足で連休や有給休暇(ゆうきゅうきゅうか)はなかなか取れない。


死神達はスピアーズの言葉に、ギョッとし仕事を始めた。





12月24日 24時 更新!! 黒執事Ⅱ ルカアロ&悪魔でクリスマス

そんな日もあるさワタシ。

2011-12-22 22:20:12 | 腐女子の御伴

ちっと色々とあったナリよ。 つくづく巻き込まれ体質なワタシです(苦笑) もぐ菜の家庭環境はシビアです。

それが事の発端(ほったん)で、セツナイ誕生日になったお。 ブログカキ終わってしばらくしたらね…‥

どしゃ降りな気持ちになりました。

さすがのもぐ菜でも、布団の中で少々涙ぐみ寝ました。 明日、ファイトすればね。 楽しい事もあるさ(・∀・)

クリスマスに開催されるぬらりひょんの孫のイベント。 中田譲治さんに会えるのを楽しみに仕事するぜ。

それとね、テレビ番組雑誌をチラ見したのだ。 思わずドッキリしてアニメ黒執事のサイト見たら────────

詳細(しょうさい)が更新されてた。 一部抜粋(ばっすい)コピペしてきたさ。


黒執事のDVD8巻に収録された未放映のOVAエピソード「死神ウィルの物語」




★放送情報
MBS  2012年1月5日(木) 深夜2時10分~2時40分(予定)

TBS  2012年1月6日(金) 深夜2時50分~3時20分(予定)

CBC  2012年1月12日(木) 深夜3時50分~4時20分(予定)

RKB 2012年1月16日(月) 深夜2時25分~2時55分(予定)


来年は何か動きがある事を期待してる。

はぴっばだワタシ。

2011-12-21 19:41:59 | 腐女子の御伴

特にどこにも、出掛けずごろ寝してたお。 もぐたんがね、昨日の晩からごちそうを仕込んでくれて作ってくれた。

白ワイン仕立てのポークシチューて言うソースで煮込んだ。 圧力鍋でお肉を柔らかくした。 もぐ菜はその隣でiPad2でゲームして遊んでた。

つみネコていうゲームで、にゃんこ達を高く積んで遊ぶゲームです。積み重ねながら左右にバランス良く振りながら積み重ねる。

簡単なゲームだけどハマるよ。グッズとか売られてる。ゆるカワイイ系だお。

話し変わるけど、本当はね。 誕生日に小説を更新しょうと思った。 挫折してしまいました(泣) 電源消失な感じで日々流れて────────────

気がついたら誕生日前日だったのだお。

後数日でメリークリスマスで、そしたら、正月まで秒読みカウントダウンだねぇ。 なんも小説仕込んでないよーんww

ではでは、今日は最後にこの言葉で締めましょうか。


お誕生日ありがとー そして、おめでたう。

カキカキしかじか。

2011-12-20 21:52:55 | Weblog
うむ。
まだまだ不慣れです。自分好みな入力覚えさせないとね。(笑) ATOKpadを使ってみたりと。

まずは、気長にコツコツと焦らず。

新しい事に挑戦するのは楽しい。 ブログをカキする環境が変わった。 それも、クラスチェンジして凄く激変に良くなったお。

突然の進化だもん。 まさに嬉しい悲鳴をあげてます。

カレは留守番。

2011-12-19 14:33:50 | Weblog
カレ(iPad2)なんだけどね(笑)枕元に置いてあるから、まさに寝起きを共にするほどの親密なのさ。ネットには繋げられて色々と見た。

便利だねぇ。ほんと楽しい。 小説をカキする為の細かいセットまだしてないんだ。ブログもiPad2でカキする方針です。早く慣れたい。


今月の黒読書カキしてないわ。昨日はカレ(iPad2)を迎えに行ったから忙しいかった。誕生日企画間に合わなかったなぁ。

お迎えに行くワタシ。

2011-12-18 13:02:44 | Weblog
やっとiPad2が入荷したと連絡あった。ごろ寝してたし、即行SoftBankのショップへgo!! なので駅で電車待ってるお。

嬉しいなぁ。 なんのアプリを落とそうかな。iネットで購入したiPad2カバーまだ受け取ってないや。

よたれたワタシ。

2011-12-17 22:46:57 | Weblog
ちびりちびり小説カキして根詰(こんつ)めて仕事したら疲れた。ガンガンファンタジーとコミック本を購入したけど、飛ばし読みしただけ。

感想カキするのは明日にするよ。ゆっくり休んで寝るよん。では、おやすみ。夜になったら底冷えする。

アニメ黒執事3のプレスリリースに飢えてる、紳士&淑女に捧ぐ。

2011-12-16 16:13:04 | 腐女子の御伴
明日はガンガンファンタジーの発売日☆彡黒執事で嬉しい情報あるとイイなぁ(切実) 今月の末に黒執事のコミック最新刊発売!! 





         「悪魔でアニメ黒執事三期の予想ですから(3)」





とっぷりと陽が暮れてロンドンは闇に包み込まれ、街を行き交う人々も家路を急ぐ。そして、数多くの馬車が屋敷へ向かう。





「クラリスお嬢様。」

セバスチャンが正面でソファーに座るクラリスに声をかける。

大広間には整然(せいぜん)とパーティーの準備がされており、後は客を大広間に迎え入れるだけである。

クラリスはそれはそれは美しいオレンジ色のドレスに身を包み、頭にはヘッドドレスを飾り愛らしい姿。しかし、機嫌が宜しくないソファーに座り足を組み憮然(ぶぜん)としたまま。

ミーャとフレイアはセバスチャンの横に立ち様子を見守る。

「セバスチャンお前達、たった三人でこれだけの大規模なパーティーを仕切れるのか?? それが不安なだけよ。」

「クラリスお嬢様が、その様な些細(ささい)な事でお悩みとは。私は安心しました。たかが、300人です。」

セバスチャンは口元に右手をやり、咳(せき)ばらいを一つ。そして、鼻先で軽く笑う。クラリスはそんなセバスチャンをじろりと睨む。

「では、クラリスお嬢様。お客様がお見えになられます。その、お下品な足をどうにかして頂けません??」

ミーャとフレイアがクラリスに一礼をし、大広間から出て行く。





続々と大勢の貴族達が来客し、フレイアが招待の手続きを済ます。ミーャは大広間へ来客を案内する。


大広間はあっという間に来客で賑わう。クラリスは貴族達の相手をし談笑をして居る。


そして、来客の中に────────────────


「やぁ、執事君」

ソファーに座りクラリスは飲み物を飲んで居た。クラリスの後ろに控えて居るセバスチャンに声をかけて来た人物を見た。

セバスチャンは表情を一つも変えず返答をした。

「始めまして、劉(ラウ)様。本日はお忙しい所、わざわざお足をお運(はこ)び頂き誠に、ありがとございました。」

劉(ラウ)の隣には相変わらず、大胆で派手なミニチャイナ服を着た藍猫(ランマオ)。

「久しぶりに会ったのに相変わらず、他人礼儀な執事君だね。我(わたし)は、暇つぶしに来ただけ。これからは、楽しい暇つぶしになりそうだ。ねぇ、藍猫(ランマオ)。」

藍猫(ランマオ)はこっくりと頷く。劉(ラウ)は細い瞳をひらきクラリスを見つめた。すると、劉(ラウ)は中腰になり両手をクラリスに伸ばし───────────

クラリスの腰までまっすぐで絹の糸の様に、美しい艶(つや)やかな髪の毛を両手で掴みグイグイと引っ張った!!!

「無礼者、何をするの!!」

クラリスの声に辺りに居た貴族達は、ざわつき遠くからその光景を見た。

「ごめん、ごめん。て、君だれだっけ??」

「私はクラリスよ。誰かっと見間違える訳ないでしょ。」

「クラリスて言うのかぁ。てっきり伯爵が女装してるのか、我(わたし)は確かめてみただけだよ。怒った顔も可愛いね。」

いつまでも劉(ラウ)が髪の毛を引っ張るので、クラリスは力いっぱい劉(ラウ)の手を叩き払い退(の)けた。

「虫も殺さない顔をして、酷(ひど)い事するなぁ。本当の君は、そんな子じゃないのに。」

劉(ラウ)は払い退(の)けられた手をさすり、ニコニコと笑う。今度はクラリスを掴みグイグイ引っ張る。

「お詫びにダンスをしょう。我(わたし)から、こんな幼女に声をかけるなんてそうない。ほら、ほら。」

「劉(ラウ)様。当主である、クラリスお嬢様は長旅で大変お疲れでございます。皆様のおもてなしをする為に、疲労しておりますがこの様にお出迎えしております。」

「執事君にそう、釘(くぎ)を打たれててはダメだね。じゃぁ、伯爵バイバイ。」

パッとクラリスの両手を離し劉(ラウ)は、ご機嫌そうに手を振り藍猫(ランマオ)を連れて立ち去って行く。



(ふふ……伯爵の家へ遊びに行く時の、良い土産(みやげ)話しになったよ。)



「お前は、あの中国人の男と知り合いだったの?? それと伯爵とは誰の事だ、以前の雇用主か??」

「いえ、初対面でございます。本日はクラリスお嬢様がピアノを弾くと言う余興(よきょう)を予定してましたが、ミーャがクラリスお嬢様の変わりに腕前を披露(ひろう)します。今まではフレイアがクラリスお嬢様を指導してましたがダンス、ピアノもこれからは私が厳しく指導を致します。」

「ふん。お前なんかに、指導される必要なんてないわ。私は充分上手(じょうず)よ。」





「悪魔でアニメ黒執事三期の予想ですから(4)」