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チェルシー、マンUとついに3差に その3
Q: ジョゼ、きょうはマンチェスターにプレッシャーを与える立場ですね。満足でしょう?
JM: ていうか、勝てたからうれしいですよ。もう長いこと負けてませんからね。プレミア・リーグでは、7、8試合続けて勝ってます。チェルシーは悪くなかったが、トッテナムが厳しい戦いを強いてきたんです。敵がいいプレーをすれば、試合は難しくなるものです。勝ち点3を得たことが非常に重要なことでした。
Q: きょうはずいぶんメンバーを変えてきましたね。その結果、試合展開は好転しましたか?
JM: リーグ戦もカップ戦も平行線で戦うのは大変なことです。トッテナムも同じ立場ですから。トッテナムも選手を変えてきたんでうちも変えざるを得なかったし、はっきり言わせてもらえば、きょうつぎこんだ選手たちはちゃんと仕事をしてくれました。
Q: リカルド・カルヴァーリョとは数年来いっしょされてますがあんなすごいゴールは見たことがなかったでしょう?
JM: いいや、マンU相手に2回も見ましたよ。今シーズンのオールド・トラフォードでのゲーム、それから先シーズン。優勝が決まった試合でした。僕は声を大にして言いたいですよ。いつも功労者としてビッグネームの選手ばかりが称えられますが、それはフェアじゃありません。今シーズン我々に何が起こったか。ツェフ、テリー、エシアン、ジョー・コール、ロッベン、みんな長い間けがで戦列を離れていた。リカルドは今シーズン、ずっと出場し続けてくれただけでなく、すばらしいプレーを見せてくれた。だからきょう彼がゴールしたことは、こんなにうれしいことはありません。
Q: 話を戻しますが、マンチェスターユナイテッドはきょうポーツマスでアウェイゲームです。あなたは否定しましたがチェルシーが勝ったことでプレッシャーを感じてるでしょうね。
JM: プレッシャーなんかマンUにはありませんよ。首位なんですから。先シーズンのチェルシーと同じですよ。みんな私に、「チェルシーはプレッシャーを感じていますか?」と聞いたものですが、私の答はこうです。「プレッシャーなんかありません。首位なんですから。」マンUだって同じですよ。
それにマンUは試合日程にもすごくすごくつきがあるんです。いつだってチェルシーより前に試合するんです(*)。きょうはたまたまうちより後でしたけど。
それにマンUが来週ここで試合しなくていいなんてすごくすごくすごくラッキーですよねえ。来週末スタンフォード・ブリッジで試合したらどうなるかわかるでしょう。だから日程に関してつきすぎだなあと思うんですよ。
Q: 確かに残ってる日程はそうなってますよね。きょうこの後マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでポーツマス戦ですが、ここでマンUは星を落として欲しいんですよね?
JM: いいや、マンUが星を落とすのはここスタンフォード・ブリッジでだ。
Q: だからマンUが2回分負けないと追いつけないでしょう?
JM: うちがマンUをコントロールできるのはうちとの試合だけですよ。うちがポーツマスの代わりに戦えるわけじゃない。ポーツマスはポーツマスでしかなく、マンUはポーツマスよりいいチームです。マンUがうまくゲームをすればマンUは勝つだろうし、たとえまずいプレーをしても、ペナルティーをもらってやっぱり勝つんですから(にやり)。だから難しいんですよ。
Q: マンUの試合はご覧になりますか?
JM: どうだろう。ちょっと家族と出かけるので、多分後半からは見られるだろうね。
Q: 来週のバレンシア戦に向けてですかね、エシアンが試合開始前にピッチでいつもの練習に参加してましたよね。エシアンは戻ってこれるんですか?
JM: 様子を見ます。きょうはまだだめだったんで状況は厳しいんですが、様子を見ますよ。
* … (マンUは)いつだってチェルシーより後に試合するんです、と間違えて言ってます、モウリーニョさん。
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