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An Evening with Renée Fleming and Dmitri Hvorostovsky





Great Performers
Mark Elder, Conductor
Renée Fleming, Soprano
Dmitri Hvorostovsky, Baritone
Frances Sternhagen, Narrator
Orchestra of St. Luke's
October 4, 2000

An Evening with Renée Fleming and Dmitri Hvorostovsky
Beverly Sills, Host

Glinka, Overture to Ruslan and Ludmilla;
Gounod, "Avant de quitter ces lieux" from Faust;
Puccini, "O mio babbino caro" from Gianni Schicchi;
Mozart, "La ci darem la mano" from Don Giovanni;
Léhar, "Lippen schweigen" from The Merry Widow,
Verdi, "Gran Dio!... Oh, de'verd'anni miei" from Ernani;
Gounod, "O Dieu! Que de bijoux (Jewel Song) from Faust;
INTERMISSION; Tchaikovsky,
Scenes from Eugene Onegin
(with Frances Sternhagen as the memory of Tatiana)
 1: Tatiana's Letter Scene;
 2: Scene and Onegin's Aria, Act I Finale,
 3: Onegin's opening soliloquy, Act III,Scene I;
 4: Onegin's closing arioso, Act III, Scene I;
 5: Act III, Final Scene.

Intermission features:
#1: Live backstage interview with Beverly Sills and Dmitri Hvorostovsky; #2: Pushkin bio narrated by Beverly Sills;
#3: Pretaped interview with Beverly Sills and Renée Fleming;
#4: Tchaikovsky bio narrated by Beverly Sills.

若いです~初々しいです。ディーマ!
ブラボーの一言。光り輝いている。
レネーは自分のペースで歌いすぎでは? 指揮者をなめてる。オケが必死で合わせてるじゃないか。
声はすばらしい。
2人のラチダレムラマノは声が二人とも重厚すぎてドラマティックすぎて、え?モーツァルト?と思うぐらい違和感あり。

ディーマがインタビューでオネーギンについて語っている。(英語)
インタビュアーが、
「あたしの実家、オデッサなのよ~」
「あーいいとこですよね、云々かんぬん」
そんなこたあどうでもいい。

幕間のインタビューなので、その興奮からか、成功の余韻か、ディーマがすごく高揚して楽しそうなのが新鮮。可愛い。

それで、「ホロストフスキー」という名前の発音なのですけど、米国のアナウンサーが、「フォヴォロストフスキー」と言ってるのですよ。絶対死ぬほど難しい発音。さあ、皆さん、ごいっしょに。フォヴォ、フォヴォ、フォヴォロ…。ディーマでいいや。


Program Length: 1:57:46

ナレーターのおばあさんが出てくるのだが、すごくユーモラスで上手。あの場であの題材で客を笑わせるなんてさすがだ。
彼女はタチヤーナの晩年。
手紙を書くタチヤーナに、「ダメよ!渡しちゃ!後悔するわよ~」
とか、
「レンスキーはひどい詩を書いてたから、それで殺されたのかも。」とか。
タチヤーナとは思えないほどユーモラス。
歌う二人が大真面目なだけに笑える。

手紙の場。
「もうあなたは私の夢の中にすでに現れていたのよ。あなたは運命の人。」

庭で彼を待つタチヤーナ。
「きっと馬鹿にされるわ!」

現れたオネーギン、
「僕がいい夫や父親になりたいなら、迷わずあなたを選ぶでしょう。でも僕は根無し草。」
「あなたは乙女の甘い夢を見ているんです。」

そして月日が流れ、
レンスキーの亡霊に苦しめられて、放浪していたオネーギンがタチヤーナのお祝いにやってくる。
「船を下りてまっすぐここに来た。」

晩年のタチヤーナは語る。
「二人は別れる。それは死の別れよりももっと最悪なもの。」
「傷つけあって。」


手紙を読んでいるタチヤーナ。
オネーギンとの最後のシーン。









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