Shevaのブログ
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Champions League





チェルシー、CL準決勝で散る リヴァプールにPK戦で敗れる

Liverpool 1-0 Chelsea (agg 1-1)

Liverpool win 4-1 on penalties

PENALTY SHOOT-OUT
Zenden scored 1-0
Robben missed 1-0
Alonso scored 2-0
Lampard scored 2-1
Gerrard scored 3-1
Geremi missed 3-1
Kuyt scored 4-1

Liverpool (4-4-2)
Reina
Finnan, Carragher, Agger, Riise
Pennant (Alonso 77), Gerrard (c), Mascherano (Fowler 118), Zenden
Kuyt, Crouch (Bellamy h-t e-t)

Subs Not Used:
Padelli, Arbeloa, Hyypia, Gonzalez.

Scorers Agger (21)

Booked Agger (61), Zenden (108)

Chelsea(4-3-3)
Cech
Ferreira, Essien, Terry (c), A Cole
Mikel, Makelele (Gérémi 118), Lampard
J Cole (Robben 97), Drogba, Kalou (Wright-Phillips 106)

Subs Not Used:
Cudicini, Boulahrouz, Bridge, Diarra.

Booked A Cole (27)


またリヴァプール? 2年前の再現だ。はっきり言っておもしろくない。そりゃジェラードやカイト、アッガーはすばらしいと思うけど。CL決勝に2年毎に1回出るようなチームじゃない。すごいファンタジスタがいるわけじゃない。好みのチームじゃない。ああ~なんて毒づいていても虚しいだけよね。
非常に複雑な気持ちだったので。もう疲れたよ。とにかくこれで終わった。それだけ。
いつもシーズンの最後は虚しくなるもの。(お目当てのチームが優勝しない限りどうあってもそうなる)だからいつものことなんだ…(と自分に言い聞かせる。)
来シーズンのモウリーニョは、来シーズンのシェフチェンコはいったいどこで何をしてるんだろう。

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またもや衝撃的ニュースが。
チェルシーファンを乗せたヘリコプターがきのうの夜、事故を起こしたらしい。

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試合展開:
前半21分、ミケルがファウル。リヴァプール陣内でFKを取られる。キッカーはジェラード。トリッキーなFKで、ジェラードはゴールまん前でなく離れたところにフリーでいたアッッガーの足元に速いグラインダーのボールを送った。アッガーはボレー・シュートのように直角に打ち返してゴールの左サイドにボールが突き刺さった。ツェフはファー・ポスト前にいた選手たちをケアしていたため、二アサイドのボールに反応できなかった。
この1点で、この準決勝はまさに振り出しに戻った。
モウリーニョは引き分けでもOKと思っていたに違いないが、ガラガラとそれが崩れた。
その後試合は延長戦に突入。両チームとも疲れきっている。点の入りそうな展開はほとんどなかった。
そしてPK戦へ。リヴァプールが全員決めたのに対して、チェルシーは1人目のキッカー、ロベンと、3人目のキッカー、ジェレミがすばらしいレイナのセーブに阻まれた。
最後のカイトの成功でリヴァプールは決勝への切符を手にした。

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今ようやく全部ちゃんと見ましたが、リヴァプールの試合でしたね。モウリーニョさんが会見で言ったことはやっぱり『見る立場が違う』という気がしました。
リヴァプールは高い位置でFWや中盤の選手がボールを奪いにいった。たくさんのディフェンダーがすべての攻撃を阻んだ。
私はこういう中盤のつぶしあいの試合って好きじゃないんです。見てて楽しくないし、フィニッシュまでいかない試合ほどつまらんもんはないです。
だから今までも、先シーズンまではプレミアの試合って好きじゃなかったです。
プレミアの試合は、ロングフィードのボールばかしで、ボールがフットサルのように右往左往する、カメラが近いせいもあるんでしょうが、落ち着かない気分になります。
私の場合、ファンタジスタがどういうすばらしいプレーをするかにその試合のおもしろさはかかっているのです。
チェルシーの選手は疲れていたといったらそれまでですが、something が足りない気がしました。それはカルーやミケルの『経験』です。
彼らには経験がなさすぎです。こんなトップの試合でトップを張るにはまだ足りない。それは勝負強さ、嗅覚と言ってもいい。勢いだけでなく決めるときに確実に決めるのがストライカーです。
ドログバはほんとにすばらしい。彼はほんとに最高のプレイヤー。
モウリーニョが今シーズン自分の使いたいチームでないスタイルでやってきて、ようやくこの一番大事なとこで自分の好きなスタイルでやったんでしょう。4-3-3で大好きなJコールで。それで点が取れなかったんだからそれはしょうがない。監督の責任です。これはペナルティーやレフェリーや、芝やアトモスフィアや、レッドカードのせいにはできません。自分の責任です。
それからエシアンはセンターバックとしても何度も窮地を救っていました。それはそれで感謝しなくてはいけない。でもどうして! それがブーラルーズじゃだめだったんだろう。
エシアンを攻撃の起点にした方が、彼を上がらせたほうがいいに決まってるのに。モウリーニョらしくない。それはどう考えても『エシアンのセンターバック』にこだわりすぎですよ。
ジェラードは守備もよくやってましたね。気合も入っていてそれでいて冷静でまさにチームを牽引していました。
瞠目すべきはカイトですね。カイトだけは最高にすばらしかったです。あのオフサイドも惜しかった!。そしてカイトのようなプレーができるのはチェルシーだったらシェフチェンコ以外いなかったんです。
だから彼が出ないとわかった時点で私は決勝進出はないかもしれないと思いましたし、本音を言っちゃえば(試合終了後に思わずチェルシー・ファンの本音を吐露した粕谷さんのように、)シェヴァがいないなら勝たなくてもいいとさえ思いました。しょせん私にとってサッカーはそういうもんです。
だからスタンドのシェヴァの神経質そうな表情を見たときに心がズキズキ痛みました。今いったいどういう気持ちなんだろうって…
モウリーニョが会見でけがあがりのロッベンの気持ちをべた褒めしてましたよね。しかもPKキッカーの最初に使った。きのうから練習に参加した男をですよ。モウリーニョはそういう気持ちだったんでしょう。使える選手がいないのに。PKキッカーにシェヴァとバラックが入っていたはずなのにって…
リヴァプールがすばらしかったのはカイト以外はすべてディフェンスの選手です。アッガーとかカラガー。彼らががんばりました。
シャビ・アロンソも好きなプレイヤーですが出てきたのが遅かったですね。








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