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アーロン・プライアー

2017-05-25 09:32:30 | 日記

アメリカの元WBA・IBFジュニアウェルター級チャンピオン。

プライアーと言えば、アレクシス・アルゲリョとの2度の激闘が有名だ。

特に第1戦は80年代を代表する死闘だと思う。

自分的にはレナード対ハーンズ戦よりこっちの方が好き。

アントニオ・セルバンテスに勝ってチャンピオンになった試合は

昔過ぎて知らない。

日本の亀田昭雄選手との防衛戦は動画で観た。

当時日本ではこのクラスには亀田選手、浪速のロッキー赤井秀和選手、

たしかまだライト級だったか後に世界を獲る浜田剛史選手がいて

賑わっていた記憶がある。

赤井選手は日本でブルース・カリーに挑戦して撃沈した。

亀田選手はよく当時最強のプライアーに敵地で挑戦したと思う。

プライアーのスタイルは今のパッキャオよりもアグレッシブだった。

終始パンチを繰り出し相手に休む間を与えない。

背は低いが肩幅が広くリーチがあり、左ジャブ、右ストレートの射程距離は長い。

続く左フック、左アッパー、右アッパーなどパンチは多彩でどれも強い。

それらを矢継ぎ早に打ち込んでくるのだから相手はたまらない。

アルゲリョ戦でも一体プライアーのスタミナはどうなっているのだろうと

思うほどだった。

しかしそんな無敵とも思えたプライアーも、アルゲリョとの再戦後は王座を

剥奪されたり事件を起こしたり様子がおかしくなってくる。

プライアーはすごく強かったが人気がなかった。

しかし人気者アルゲリョとの2戦だけは注目された。

プライアーはチャンピオンになった当初の頃も、ロベルト・デュランやレナードとの

対戦の話があったらしいが、契約の問題やレナードの引退で話は流れてしまったらしい。

もし彼らと対戦していたら・・・きっといい試合になったのではないだろうか。