今自分が通っている手話サークルは毎週午前中に行われている。
会員数は全部で40名以上はいると思うのだが毎週定例会に
来るのは25人くらいで、聾者はそのうち10人もいなくて、
定例会に3人来ればいいほうだ。
健聴者の数が圧倒的に多く、定例会ではしばしば手話を使わず
会員が普通に会話してしまっている。
これではますます聾者が通いにくくなってしまう。
と言っても聾者の数を増やすのは無理なので、健聴者が頑張って
手話を使って話すしかないのだが。
自分は手話講座に通ったが、その時手話の文法が一般的な日本語の
文法と違うということを教えられた。
しかしその講座で講師をしていた聾者の方でも一般の会社に勤めて
いた方はいた。
今自分はサークルでの委員を担当しているが、会議で会うある聾者
の役員の方はとてもしっかりした文章を書く。
生まれた時から聞こえない人と途中で聞こえなくなった人では日本語
の理解度が違うと聞いたことがある。
手話の文法は生まれた時から聞こえない人の方に合わせているのだろうか。
一般の日本語に出来るだけ合わせた手話というのは不可能なのだろうか。
今そんな事を考えてしまう。