禁煙鬱というのがあるらしい。
長い間喫煙していた人が禁煙するとそうなるらしい。
自分も思い当たる節がある。
自分は20歳から煙草を吸い始めて30代半ばでやめた。
一時はマルボロを3箱吸っていた時期もありヘビースモーカだった。
やめた後は少し吸っていた時期があったのだが、45歳になる現在は
全く吸っていない。
最初煙草をやめた時は、口寂しくて菓子や甘いものをよく食べた。
以前から飲んでいたが、もっと珈琲を飲むようになった。
それで太ったため、歩いたりたまに走ったりするようになった。
そんな時友人にマラソン大会に誘われた。
それがきっかけでマラソン大会に出るようになり、ランニングが趣味になった。
煙草をやめてからランニングするまで自然な流れだ。
太り始めたから運動するというのはごく当たり前のことだ。
しかし自分の場合はそこからが少し変わっている。
体重も元に戻ったのだが、運動の強度は上がっていった。
初めてハーフマラソンに出てその次にフルマラソンを走った。
それからしばらくして100キロのウルトラマラソンに挑戦した。
マラソンでタイムを縮めたいというよりも、まるで過酷さを求めているようだ。
何故自分はもっと要領よく出来なかったのかと思う。
どうして練習に計画性を持ってタイムを少しづつ縮めようと思わなかったのかと。
タレントの松本人志さんは禁煙鬱ではないかと思う。
あの人も煙草をやめてから体をすごく鍛え始めた。
ウェイトトレーニングが趣味になってる。
他のタレントにもそういう人はいそうだ。
ずっと依存していた煙草に代替する刺激が必要になるのではないか。