結局みんなに流されたような形でまた自分は勉強することになった。
学校には受講料を最初の値段より大きく割引してもらった。
はっきり言って2年目の勉強は身が入らなかった。
理由は勉強動機があいまいで、しかも2年目という慣れが自分にとって
試験をなめる結果となった。
「ポイントだけやっとけば大丈夫だろう」という甘い考えから、
勉強時間は1年目よりも少なくなっていた。
予想模試試験でも悪い成績だったのに、危機感はなかった。
勉強の仕方をわかったつもりでいた。
ようするに傲慢になっていたのだ。
そのせいもあったのだろう、自分は途中から仲間と仲が悪くなっていった。
結局平成20年の試験結果は、またも不合格。
点数は1年目と大して変わらなかったと思う。
つまり実力はなにも進歩していなかった。
自分はもう一度勉強するかどうしようか悩んだ。
とともに仕事を変えようか考えていた。
新聞配達の仕事は勉強するのに便利なのでしていたので、勉強しない
のならもうこの仕事を続ける意味がないと思っていた。
その時はもう勉強仲間とも会っていなかった。
ただ学校の職員さんには「想いを結実させないと」とたしか言われた。
もう一度だけ挑戦しようと決めた。
これで駄目だったらもう諦めようと。
最後の挑戦をした。