たまにお店の前を通る度に寄ってみなくてはと昨年秋ぐらいから思っていた。日本橋の三越北詰交差点からすぐのところ、商業地一等地の凄いところにある。平日も土日も沢山の人で賑わってる土地柄だ。
いわゆる横浜家系が本家である。その横浜家系の中でも、本家、分家、亜流系?といろいろとあるみたいだ。神奈川県の横浜家系といわれるご当地ラーメンをまだ食べたことのない私が家系ラーメンを語る資格はない。
ただ、東京にある家系を謳うラーメンは結構食べてきた。東京にある家系ラーメンでまあまあ美味しいと思ったのは数えるほどである。わいず、町田商店、作田屋、大黒屋くらいだろうか。ここ松田屋はどういう派生したお店か知らないがまた一つ発見があった。
スープと麺にこれまで食べたことのない特徴がある。まず、麺は平打ちの太麺で独特なもちっとした食感、結構茹で時間が長いので硬めをお勧め。
スープは特にマイルドで豚骨臭がまるでない。醤油も少ししか効かせていない。独特な甘みあるクリーミーなスープだ。赤い粒は私が入れた豆板醤。
私の後から女性客3人組や2人組が来店するところみると、女性が好みそうな家系ラーメンかも知れない。チャーシューも柔らかくて美味しかった。
ご飯は無料で普通サイズを頼んだら結構な量でどんぶり飯だった。卵やチャーシューや海苔とスープをかけて美味しくいただけた。
ご馳走さまでした。
私的には美味しいラーメンの部類ですが、自分が理想に描いてる家系ではなかった。もっと醤油のエッジが効いて豚骨のワイルドさを少し残した鶏油の香りある家系が食べてみたい。
いつか総本山吉村家、杉田屋、環2家、末廣屋の家系ラーメンを食べてみたい。待っててください。