2024年3月14日(木)
1971年から 1979年にかけて、数学教育の現代化に基づく教育が行われた。その時期の中学
数学の教科書にベッチ数が扱われていたような記憶がある。ベッチ数の概念は、位相幾何学のなかで登
場してくる。いわば、位相不変量(位相変換によって不変な量)のひとつである。もとより当時も今も
中学生にその数学的な意味が理解できるわけがなく、群盲象をなでるような状態であった。
ベッチ数の定義をきちんとすると難しいので、このブログでも直観的な理解でお茶を濁すことにして
おこう。0ベッチ数と1ベッチ数を扱うことにする。
なお、本ブログに登場してくるオイラーの多面体定理については、私のブログ
オイラーの多面体定理 (2023年10月12日)
を参照にされたい。
ちょっと休息
(1)3月12日のfacebook投稿より ~学びとセミナーの記録
今日はセミナー田中光宏先生の『日常現象の中の数学・物理』がある日でした。田中先生のセミナーも3月
26日が最後になります。この日はセミナーの後、ちょっとしたお別れ会を計画しています。
朝、8時50分頃に岐阜学習センターに到着しました。ひどい雨でした。セミナーの開始まで時間がありま
すので、視聴覚スペースで、放送授業を聴くことにしました。
9時から島内先生の『樋口一葉の世界'23』の第9講「下谷竜泉寺町時代」を聴講しました。内容は、タイト
ルから判断して下さい。話は変わるますが、島内裕子先生はこの3月末に放送大学を退官されます。来学期開
講の『枕草子の世界'24』が最後になるでしょう。残念です。
残念と言えば、セミナーで『百位一首の世界』でお世話になった岐阜学習センターの客員教員である小川陽
子先生も退官されます。今年度1年間、広島大学からオンラインで指導していただきましたが・・・。
10時30分から田中先生のセミナが始まりました。テーマは「なぜ風は等圧線にそって吹くのか? (2)
実用編:コリオリ力の風や海流への影響」でした。この答は、角速度Ωで自転する地球に乗った観測者にとって
の測度v’や加速度a'を用いると
ma'=F-2mΩ×v’-mΩ×(Ω×R)
コリオリ力 遠心力
が基本となる式から導かれます。(×は、ベクトル外積。)なお、海流については、コリオリ力は弱く表面の風の
影響が強いらしいです。これ以上は私もよくわからないところがあります。
12時15分過ぎに、学生控え室で昼食をとりました。そこで、サークルの3人と、後から来た名誉学生の学生
も含めて4人で14時20分頃まで話していました。
学習センターを後した私は、ヤマダ電器県庁前店に行ってUSB3.0のハブを購入しました。そして、帰宅の途
につきました。
(2)3月12日のfacebook投稿より ~放送大学への授業料完納
昨日、Pay-Bで降り込んだ学費、今日には完納となっていました。
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