感謝とお別れ

先週、父方の祖母が亡くなりました。97歳。大往生です。とても安らかなお顔でした。
ここ10年くらいは実家の近所の老人ホームに入っていましたが
それまでは一緒に実家で暮らしていました。
なので、良い事悪い事含め、思い出は沢山。
私が小さい頃は仕事してた母に代わっておばあちゃんが世話してくれていたなぁ。
一緒に遠山の金さんや大岡越前や相撲をよくテレビみたなぁ。
幼稚園いってる私に針仕事を教えてくれたなぁ（怖！）

おばあちゃんは４人姉妹の長女。
年頃からも、最近やってたＮＨＫ連続ドラマ『カーネーション』とちょっとかぶるなーと思ってました。

私が小学生くらいの時には、よく喧嘩（？）しました。
うちのおばあちゃん、不器用で、愛情表現がとても下手だったので
私と接するにもなんかすごい上から目線で押しつけがましくて・・よく腹立ててました。
今振り返ればおばあちゃんなりに私を躾けようとしてたんだろうなと思えます。
そう、やっと今、感謝できる。
自分が子供をもって、親になれた。おばあちゃんが居て、お父さんが居て、私につながった。
私も旦那さんと出会い、子供たちに出会えた。
そう思えるようになった。

仕事の都合をつけてくれ、一緒に車で帰ってくれた旦那さんにも感謝。
ほとんど運転してくれたし、力仕事のお手伝いも進んでやってくれて助かりました。
おんぶしたらすぐ寝てくれて、通夜も告別式も静かだった息子。
ちょっと帰りたそうだったけど一生懸命我慢してくれて、進行の人の「ありがとうございました」に反応して
一人大きい声で「ありがとごまいたー」と少し笑いを誘った娘。二人ともありがと。

喪主をつとめた父、そして母も、とても疲れたかと思います。
今は少しそちらが心配。
でも無事終えられて安心もしてるかな。
私や子供たちと接して、ほんの少しは癒されてくれたようです。

人はいつかは別れる時がくる。
後悔しないように生きないと！

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