身体の声を聞く

腰が痛い、眼がかすむ、気が重いなど、
身体からの言葉に向かい合ってみます。

銃ギター

2006-08-21 07:50:57 | 意識
昨日の新聞のコラムに「非戦を訴える“銃ギター”が国連本部に展示された」
という話がありました。

自動車テロで市民が大勢犠牲になった街を訪れ
犠牲者を歌で悼もうと、あるロックミュージシャンが
ギターを抱えて現場に赴いたら
小銃を抱える若い兵士に制止された。
その時、その姿を見て
「なんだ、抱えているものは違うけど
俺たちは同じ格好をしているじゃないか」と思った。

その後彼は、銃廃絶運動の団体から小銃を譲り受け改造した。
「最悪の発明である銃を、最高の発明であるギターに変えたんだ。
人の心を動かすのは銃弾ではなく、音楽だから。」

「この1丁で100人は殺されただろう」
譲り受けるときそう聞かせれた銃には
つたない字で名前が刻まれていた。
「使っていた者、撃たれた者。両方を思うと
涙が止まらなかった」
彼は思いました。
「世界中のミュージシャンに、銃ギターを手渡したい。
これを抱いて感じたことを、平和のために歌にして欲しい」

先週の「オーラの泉」で言ってました。
「戦争というのは、あなたにとってとっても大切な
恋人とか家族が、明日急にいなくなって、もう二度と会えない
そういうことです」

いつか、銃ギターのサウンドメッセージが聞こえてくるのかな。