身体の声を聞く

腰が痛い、眼がかすむ、気が重いなど、
身体からの言葉に向かい合ってみます。

“できてよかったさがし”

2008-02-03 11:09:36 | 人間ウォッチング
以前テレビで「愛少女ポリアンナ物語」というアニメが放映されていました。

父を亡くして一人ぼっちのポリアンナは、
お母さんの妹にあたるパレーおばさんにひきとられて暮らすことになりました。
孤児のジミーや偏屈なペンデルトンらとの出逢い。
ポリアンナはお得意の“よかったさがし”で、ベルディングズビルの人々を
幸福にしていくというお話だったと思います。

“よかったさがし”って結構インパクトが強くて、二十年くらいたったいまでも気持ちがマイナスに転びそうになったとき、無意識に“よかった”を探したりします。

先日、あるご夫婦との対談に同席させていただいた時のことですが
「“できてよかった”を毎日書いていきましょう」といった話をされていました。

そうか“よかった”とは起こっている出来事や現象に対して
「見つける」ということですが
“できてよかった”とは“よかった”の手前に自分行動が存在しているわけです。
すなわち、自分の意識や行動が“よかった”をどんどん増やし
「見つけていく」ということ、なるほど~と思いながら
“よかったさがし”が少しバージョンアップされた気持ちでした。

◎朝、携帯を忘れてたのに気づけてよかった
◎苦手なあの人に普通にあいさつできてよかった
◎トイレットペーパーが何とか足りてよかった
とか何でもいいと思います
◎風が気持ちよくてよかった   でも
自分からすると「気持ちよく感じることができてよかった」と考えると
その中には、「風の気持ちよさ」「気持ちよさを感じることが出来る自分のカラダ」
「気持ちよさを感じられる場所にいることが出来た」など
いろいろな“よかった”が含まれているのかも知れません。

今“できてよかった”ということを探してみると
いくつくらい見つかりますか?

眠る前に自分宛の“できてよかったメール”を送って
メール日記にしていくのも面白いかも知れませんね。