大相撲

大相撲についての想い

新十両

2006-09-06 09:01:07 | Weblog
栃煌山の化粧廻しは鯨が跳ねる姿だそうだ。スケールの大きい力士になりそうで、本人にフィットしたいいデザインと期待したい。九月場所の十両土俵入りが楽しみだ。

謙虚を重んじんるためか、横綱になりたいと言い放つ日本人力士が少ない中、楽しみである。きっと彼に引っ張られて木村山や澤井ほか、同世代の力士も続々上がってくるだろう。

栃煌山には、まずは早く部屋のベテラン兄弟子衆の技を吸収しつくして、次のステップに備えてほしい。栃乃花など技能相撲では一日の長があるし、まだまだ型にはまれば幕内上位でとってもおかしくないくらいの人なので、吸収しがいもあるだろう。十両は現時点では若干停滞気味の顔ぶれなので、一気に駆け上がるつもりでやってほしい。とはいえ初めて十五日間とるというのは大変なことなのだろうが。

しかし、こうやって関取に上がるときに四股名を本名から変えるというのはいいタイミングだと思う。最近本名の力士が増えつつあるけれど、十文字みたいに四股名チックな本名ならまだしも、いかにも一般人のような本名四股名はどっかのタイミングで相撲四股名に変えた方が、退路を断ったような気持ちでやれるのではないだろうか。例えば片山、里山、上林。

里山で思い出したが、尾上部屋開設にあたって把瑠都が改名してもう少しカッコいい四股名にならないか、と期待していたのだが、そうはならなかった模様。三役昇進のタイミングくらいで再考いただきたいのだが。個人的には「把瑠都 2005」というサインを以前にいただいていることもあり、把瑠都という四股名に愛着もあるけれど。