大相撲

大相撲についての想い

九月場所番付分析

2006-09-02 15:58:13 | Weblog
一番得したのは多分安美錦。勝ち越し一で四枚あがった。
下がり方が少なかったのは実質負け越し十三(休場含む)の朝赤龍か。九枚半の落ちですんだ。

休んだ人では対照的なのが若の里。実質負け越し九できっちり八枚落とされた。
きっちり落とされたのはあとは負け越し三で三枚落ちた嘉風と土佐の海。

大負けは誤差が出やすいとして、小負けで得したのが負け越し三で二枚の落ちですんだ安馬と普天王。高見盛に至っては負け越し一でたった半枚落ち。

仮に雅山が大関に返り咲いていれば、平幕は全部が半枚ずつ上がるから、高見盛は負け越しても±0だった可能性もある。

こういったアンバランスの蓄積を一番かぶったのは豊真将ではないか。普通下位で勝ち越すと、ダダっと上がるものだが、勝ち越し三で番付も三枚丁度しかあがらなかった。まあ、家賃が安いということで、秋場所は大勝ちして敢闘賞でもとってほしい。

安美錦は、家賃が高いということはないとおもうけれど、もう二枚くらい下の横綱と当たらない地位で大勝ちしておいた方が、九州場所での新三役を勝ち取れたのに、なんてことにならないように。