2016年6月26日 神奈川県
長浜ホール
神奈川県横浜市金沢区長浜
長浜ホールは、長浜検疫所の当時の事務所棟の外観を復元したもので、平成9年に開園した『長浜野口記念公園』内にあります。
▲野口英世胸像
旧細菌検査室
明治12年(1879年)7月にコレラの蔓延防止のために神奈川県地方検疫局が設置され、同年9月に三浦郡長浦(現在の横須賀市長浦)に設けられた「長浦消毒所」が、横浜検疫所のはじまりです。
現在の場所(横浜市金沢区長浜)に移転したのは明治28年(1885年)、その際に名称も「長濱検疫所」とされました。
明治32年(1899年)4月、「海港検疫法」の公布に伴い「横浜海港検疫所」と改名。同年5月に北里柴三郎の伝染病研究所の研究助手だった野口英世(当時22歳)が、同所に海港検疫医官補として勤務をはじめました。
入所すぐの6月、野口英世は横浜港に入港しようとしていた「亜米利加丸」の乗員から、検疫所初ともなるペスト患者発見、隔離という成果をあげました。
▲万能顕微鏡撮影装置
野口英世像
長浜ホール(奥)と旧細菌検査室(手前)
cosmophantom
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