2013年4月28日 神奈川県
箱根関所
神奈川県足柄下郡箱根町箱根
箱根の関所は1619年(元和5)、徳川幕府によって西国に対する江戸の防備と治安を守るために設けられた。江戸に在住の諸藩の大名や奥方など、女性の江戸退出に対する取締りが厳しく行われた。2007年春、大番所・上番休息所、京口御門、厩[うまや]が完全復元され、調度品などが公開されている。
▲江戸口門
▲足軽番所▼
▲獄屋(ごくや)
▲遠見番所
箱根関所で唯一の二階建ての建物です。四方に開かれた大きな窓から二名の足軽が昼夜を問わず交代で、芦ノ湖や街道沿いを見張っていました。
▲厩
▼大番所 上番休息所
▲湯殿
▼大番所
関所の一番主要な建物です。二棟が継がれている建物で、街道側が大番所、湖側が上番休息所と呼ばれています。共に栩葺(とちぶき)と言われるうすく割いた杉板を重ねた屋根を持ち、また外観は、渋墨で塗られた黒い建物です。
▲人見女▼
▲定番人▼
▲御制札場
箱根関所の役割が記載された高札が掲げられています。板葺(いたぶき)の屋根や渋墨が塗りこまれており、威厳を感じさせる建物です。
▲外繋:足軽番所と京口御門の間にあり、旅人の馬をつなぎ止めるために、頑丈な太い柱と桁を組んだものです。
cosmophantom
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