高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

2009年09月08日 09時40分38秒 | Weblog
残暑が厳しいけれどよく晴れていたので気分転換も兼ねて、昼間久しぶりに近場をドライブしてまわった。

まずは道筋のキョウチクトウを見る。昨年秋はキョウチクトウスズメが大発生してが、今年は現時点ではどこも食害して様子は見あたらない。

次はクロマダラソテツシジミを探してソテツを見てまわる。
今年の夏は高知県東部の室戸岬で発生が確認されている。
この分では高知市に進出するのは時間の問題であろう。
海岸付近も含めて調べたが、高知市西部や南部ではまだ確認できなかった。

一方、ハマオモトを見るとかなり食害されている。
そこは昨年アカマダラヨトウが見つかった場所で、葉の食痕を見ると越冬した同じアカマダラヨトウのようだ。
葉は見苦しいためか、すでにほとんど切り取られていて幼虫は見あたらなかったが、それでも切り取られた葉の付け根から蛹を見つけることができた。

画像左の赤みを帯びた11個の蛹がアカマダラヨトウ(一夜置いたため2つ羽化した抜け殻が混じっている。)、右の4個の黒い蛹がハマオモトヨトウである。


(蛹採取:宇佐町 2009.9.7  撮影:自宅 2009.9.8)

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