ホームページ「南四国の蛾」の観察日誌でも紹介した美しいシンジュキノカワガ
開張80mm近くになる大型でヤガ科のキノカワガ亜科に属するが、どちらかというとヒトリガ科あたりではないかと思われるような特異な形態をしている。以前はヒトリガ科コケガ亜科に入れられていたようだ。
国内では1909年に熊本市で発見されて以来、北海道から九州まで広範囲で見つかっている迷蛾で中国から海を渡ってやってくるらしい。
私はこれが3度目の出会いだが、飛来したときはやはり心躍る嬉しさが込み上げてくる。
幼虫はニガキ科のニワウルシ(シンジュ)を食べる。
街路樹や公園に植えてあるので時には2次発生で多数見つかることもある。
四国では夏から秋にかけて毎年数頭は見つかっているが、人家と離れた場所で新鮮な個体が発見されることが多いのでこれ以外の植物も食べている可能性がある。
(撮影:仁淀川町 2007.11.4)
開張80mm近くになる大型でヤガ科のキノカワガ亜科に属するが、どちらかというとヒトリガ科あたりではないかと思われるような特異な形態をしている。以前はヒトリガ科コケガ亜科に入れられていたようだ。
国内では1909年に熊本市で発見されて以来、北海道から九州まで広範囲で見つかっている迷蛾で中国から海を渡ってやってくるらしい。
私はこれが3度目の出会いだが、飛来したときはやはり心躍る嬉しさが込み上げてくる。
幼虫はニガキ科のニワウルシ(シンジュ)を食べる。
街路樹や公園に植えてあるので時には2次発生で多数見つかることもある。
四国では夏から秋にかけて毎年数頭は見つかっているが、人家と離れた場所で新鮮な個体が発見されることが多いのでこれ以外の植物も食べている可能性がある。
(撮影:仁淀川町 2007.11.4)
シンジュは、こちらにもたくさんあります。幼虫が手に入るものなら、一回は飼ってみたいです。親がこれだけの面構えなら、幼虫もただものじゃないでしょう。こわいような気もしますが、飼って羽化させたら、どんなにきれいなのが目の前に現れるか、想像しただけで、わくわくしてきます。こういうのが身近に手に入るnabeさんが本当に羨ましいです。
できれば実物を見せてあげたいくらいです。
蝶屋にも人気があり、この蛾を専門に研究している方もいるほどです。
北海道でも見つかっているので、気をつけていればそちらでも発見できるかもしれませんよ。
見つかるチャンスはやはり西日本の方が多いと思いますが・・・