雨がぱらつく中、足下を見るとトラサンドクガが灯火に飛来して止まっているのを発見した。
この個体はかなり黒化が進んでおり、前翅だけでなく後翅は大部分が黒っぽくなっていて典型的なトラサンドクガ♂の特徴を示している。
この付近にいることは数年前からわかっていて何回か通ってずっとこれを探し求めていただけにやっと出会えて嬉しさがこみ上げてくる。
トラサンドクガは全国的にまれで静岡県、岡山県、香川県、大分県などレッドデータに指定されている。
本州(伊豆半島以西)、四国、九州、対馬に分布している。
幼虫はクヌギを食べることが知られている。
成虫は草原で昼間飛ぶことが知られているので最初は昼間探したがどうしても見つけられらなかった。
そこで灯火にも飛来することがわかっていたので、草原近くの森林をポイントに決めてこれまでライトトラップを続けていた。
草原でよく見つかるのなら草も食べているのかもしれない。
5月と7~8月に成虫が発見されるというが、年2回と年3回の発生の説がある。
幼虫で越冬するらしいが、まだ詳しい生態はわかっていないようだ。
幼虫や成虫の毒性についても書かれたものは見あたらないが、何だかありそうな気がする。
トラサンというと映画の「寅さん」を連想してしまうがもちろんこれとは全く関係ない。
変わった種名で人名からついたものだろうか、それとも地名なのか?
(撮影:三好市 2009.8.23)
この個体はかなり黒化が進んでおり、前翅だけでなく後翅は大部分が黒っぽくなっていて典型的なトラサンドクガ♂の特徴を示している。
この付近にいることは数年前からわかっていて何回か通ってずっとこれを探し求めていただけにやっと出会えて嬉しさがこみ上げてくる。
トラサンドクガは全国的にまれで静岡県、岡山県、香川県、大分県などレッドデータに指定されている。
本州(伊豆半島以西)、四国、九州、対馬に分布している。
幼虫はクヌギを食べることが知られている。
成虫は草原で昼間飛ぶことが知られているので最初は昼間探したがどうしても見つけられらなかった。
そこで灯火にも飛来することがわかっていたので、草原近くの森林をポイントに決めてこれまでライトトラップを続けていた。
草原でよく見つかるのなら草も食べているのかもしれない。
5月と7~8月に成虫が発見されるというが、年2回と年3回の発生の説がある。
幼虫で越冬するらしいが、まだ詳しい生態はわかっていないようだ。
幼虫や成虫の毒性についても書かれたものは見あたらないが、何だかありそうな気がする。
トラサンというと映画の「寅さん」を連想してしまうがもちろんこれとは全く関係ない。
変わった種名で人名からついたものだろうか、それとも地名なのか?
(撮影:三好市 2009.8.23)
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