高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

ハマオモトヨトウ幼虫

2007年10月21日 10時50分45秒 | Weblog
ハマオモトを食べるアカマダラヨトウ幼虫の写真を撮りたくて探しに出かけた。
2000年の調査では高知県中部から東にかけての海岸ではハマオモトヨトウが、室戸市に入った地点から岬の東にかけてはアカマダラヨトウが棲み分けをしていて、ハマオモトの被害はどちらも大きく、数年にわたってこの状態が続いていた。
しかし、その後次第に被害が減少し、今年の調査ではどこにおいても食害が少なくアカマダラヨトウはついに見つけられなかった。
ということで撮れたのはこのハマオモトヨトウ幼虫のみになってしまった。
(撮影:春野町 2007.10.18)

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2 コメント

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きれいな幼虫ですね (カトカラおんつぁん)
2007-10-21 17:39:03
ハマオモトヨトウは、東北には居ないのですが、独特な斑紋を持っている幼虫ですね。写真も決まっています。
アカマダラのほうもこちらには居ないようですが、どうなったんでしょうか。食害がすごかったので、その当時はたくさんいたのでしょうね。一時的な大発生だったのでしょうか。
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調査します (nabe)
2007-10-27 11:44:00
ハマオモトもアカマダラも南方系の蛾で冬の寒さには弱いようです。
ハマオモトは県下全域で見られるので、アカマダラがハマオモトより冬の寒さに弱いのではないかと思われます。
個体数の変化は寒さのためかどうかわかりません。
一時的な大発生だったかどうかは今後長期にわたって調査していく必要がありますね。
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