古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 初句会   2018-1-19

2018-01-19 14:37:10 | 鶴亀句会

会日時   2018-19  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   7人(不在投句1人) 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  初

世話人    近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左 へ。

次 会   2月16日(金)10時パレア9F 兼題 梅

山澄陽子選

夜半に覚め雪積む音の気配して     安月子

少年の気合い凛々初稽古         〃

踏み出せる稚(やや)の一歩や春隣    〃

場外へ気合い聞ゆる初稽古       武 敬

初日記習字の如く書きにけり       〃

初詣天気晴朗孫連れて         綾 子

初雪も昼には止みて講座聞く       〃

水仙や海峡越ゆる鉄の船        礁 舎

沿石に落ちて砕くる霰かな        〃

古備前に活けて水仙匂ひ立つ      小夜子

大筆に墨たつぷりと初硯         〃

初雪に街頭の影ふはふはと       順 子

年越して重箱を詰め花も生け       〃

山茶花の朱色の屋敷友見舞ふ       興

初かぐら米寿の頭深くさげ        〃

先生の句

若水や押し戴きて口漱ぐ

山風に耐へて健気や冬櫻

日脚伸ぶ奥にまほろばありさうな

息白く少女の祈り長かりし

午後は雪解けて景色の惜しまるる