古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

メール添削

2020-12-20 17:44:57 | メール会員

 上記は最近メール会員になられたKさんの翻刻を添削した一例です。Kさんはずっと独学でやってこられた方で、変体カナはほぼ読まれます。崩し字もかなり読まれますが、もっと力を付けるために会員になられました。

 下の古文書2枚をメールで送付し、送り返されてきたのが掲載文書。1月で半期(6ケ月)が終わりますが、来期もつづけたいと張り切っておられます。

 


鶴亀句会 12月例会 2020-12-18

2020-12-19 14:45:01 | 鶴亀句会

会日時   2020-12-18  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   8 (不在投句者2人)

指導者   平川礁舎(代理) 

出句要領  3句投句 5句選   兼 題  木枯・凩

佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左

次 会   1月19日(金)10時パレア9F  兼題 寒

平川礁舎選

木枯やデモのジグザグ道はばむ    興
木枯やいつしか画津の人絶ゆる    〃

若者に席譲られて冬日向       武敬
先づ香誰も彼も嗅ぐ柚湯かな     〃

木枯や竹馬の友の逝く報せ      和作
凩の兼題に似ぬ小春かな       〃

大冬木瘤に漲る力かな        安月子
日記買ふ一日一句こころざし      〃

年惜しむ有明の海遠く見て       良一
木枯や小腰かがめて耳(くぐり)門    〃

コロナ禍や静かに暮るる令和二年    久
年末の馴染み居酒屋一人酒       〃

籠る日の心ほぐせる柚子湯かな     小夜子
夫の忌の鎮めて暮るる白障子       〃

冬山の橙色の朝日かな         優子
木枯や木の葉の舞ひにサンマ焼く    〃

翻る干し物を見る障子越し       純子
木枯やコートの襟立て急ぎ足      〃

選者の句
聳えたつタワーマンション冬の月    礁舎
ポインセチアナース溜りの片隅に     〃