古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 2022-7-29

2022-08-10 17:24:17 | 鶴亀句会

句会日時  2022--7-29  

句会場         コロナ蔓延のため紙上句会となる

出席人数  10 人

指導者   山澄陽子(ホトトキス同人) 

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  団扇

      佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左記 へ

次 会   2022年8月19日(金)  兼題 終戦日

 山澄陽子選  (ホトトギス同人)

  梅雨明けやその短さをかこちあふ       武 敬
  拾銭玉もらひ祭りへ走りけり          〃

  炎天下路面電車の揺れ来る         洋 子
  七夕竹担ぎゆく子は双子かな          〃

  戻り梅雨予期せぬ水のあふれけり       和 作
  団扇ふる手の力なく老いを知る         〃

  老人の会話遮る蝉しぐれ           一 九
  熱戦の野球観戦手に団扇            〃

  「酒」一字掲ぐる酒肆の麻のれん       礁 舎
  熊蝉の来て啼き喚く庭木かな          〃

  ふるさとに団扇かざして踊りの輪       小夜子
  夏の海童話のごとき帆掛船           〃

  あまびえの笑ふ来民の渋団扇         宣 子
  雲の峰旅客機くぐりまたくぐり         〃

  ナイターや団扇が煽ぐホームラン       良 一
  デパートの客をもてなす花氷          〃

  グリーンカーテンひょろりとゴーヤ夏来たる  純 子
  パタパタとはたく団扇の小気味良さ       〃

  歌麿の浮世絵うちわセピア色         優 子
  今咲くかいま揺らぐかと蓮の花        〃