古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会10月例会 2022-10-21

2022-11-05 17:21:53 | 鶴亀句会

鶴亀句会10月例会 平川礁舎選

句会場         コロナ蔓延のため紙上句会となる

出席人数  10 人

選 者   平川礁舎(俳誌「松」会員) 

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  身に入む

代 表   佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左記 へ

 

千枚田境織りなす彼岸花         一 九
秋晴れや郷土の誉れ三冠王         〃

使い切る水彩絵の具秋惜しむ       優 子
霧深きより黒猫の現はるる         〃

行ってらっしゃいドア越しの風身に入みる 純 子
バス待ちは日向がいいね今日からは     〃

江津湖畔汀女恋しと赤とんぼ       洋 子
秋冷の三の岳位あるごとし         〃

山里の人住まぬ家身にぞ入む       和 作
身に入むや月影写る手水鉢         〃

真夜の玻璃開け木犀の闇を吸ふ      宣 子
身に入むや減りゆく街の書肆てふ記事    〃

身に入むや夫在りし日の登山帽      小夜子
「猫の舌」といふ菓子や秋うらら      〃

子ら帰京妻と二人のむかご飯       武 敬
菊日和遺影の恩師微笑めり         〃

秋空の雲ちよんとのせ普賢岳       良 一
身に入むやいま亡き友のメール読む     〃

身に入むや草に埋もるる開拓碑      礁 舎
補聴器のしかと捉へし鵯の声        〃

 

 


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